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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

化合物と混合物の違い
 物質は、純粋な物質と混合物に分けることができます。そして、純粋な物質は、単体と化合物に分かれます。

 単体はいいのですが、化合物と混合物の違いがよくわからない生徒が少なくありません。その説明をします。

 混合物は2つ以上の物質が、ただ混ざり合った状態です。隣にいるといった程度のものです。

 それに対して、化合物は2つ以上の物質がしっかりとむすびついたものです。

 物質は原子でできています。原子と別の種類の原子が結びついて分子をつくる、それが化合物です。

 次の図は、理解しやすいと思います。

kongo.jpg
 混合物の場合には、ただ混ざり合った状態なので元の物質の性質がしっかりと残っています。

 例えば、空気は窒素、酸素、二酸化炭素などの混合物です。
 酸素には物を燃やす働きがありますね。空気には酸素が含まれているので、物を燃やす働きがあるのです。

 空気にはわずかですが二酸化炭素も混合されているので、石灰石をわずかながら白くすると思います。ぼくは実験したことがありませんが。

 化合物の場合には、もとの性質が全くなくなります。

 水素と酸素が化合すると水ができます。
 水は水素と酸素の化合物なのです。
 いったん化合して水になると、もうその中に水素や酸素の性質は全くありません。

 水素は燃えますし、酸素は燃やす働きがあります。
 しかし、水素と酸素の化合物の水は燃えませんね。また燃やす働きもありません。

 水素と酸素を一つの袋に混ぜてみます。その段階では混合物です。だから、水素の性質も酸素の性質もあります。

 そこに火をつけると燃えます。水素の燃える性質、酸素の燃やす性質が働くのです。

 このように、混合物というのは、ただ単に隣にいるという程度のもの、
 化合物というのは、しっかりと結びついて別の性質の物質に変わったものということです。

 たとえて言うと、混合物はサラダ。次のページにありましたが、ぴったりだと思います。
http://qanda.rakuten.ne.jp/qa7761189.html

 皿の中にニンジン、キャベツ、タマネギ、ジャガイモなどが入っています。それにドレッシングをかけて、かき混ぜられているだけです。

 だから、全体としてはサラダですが、キャベツのひとかけらを食べるとキャベツの味がします。その性質がきちんと残っているのです。

 その延長で考えると、肉が化合物になります。
 豚にニンジンやキャベツなどを食べさせます。
 すると豚肉というものに変わります。

 この豚肉のどの部分を食べても、キャベツの味はしません。
 元々はニンジンやキャベツだったのですが、もうその性質は消えてしまっているのです。

 このように、化合物というのは元の物質とは全く違ったものに変わったものなのです。
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