先ほど,漢字能力検定の方からお電話をいただきました。毎回,検定前にはていねいな案内の電話をもらいます。
その中で「前回の検定では,合格率が高かったのですが,何か特別に?」とたずねられた。合格率70%を超えていたようです。
それに対して次のように答えました。
「特に小学生は漢字を重視し,毎回30~40分は漢字の練習にさいています(何をどうさせているかは後日,書きたいと思います)。
それよりも,生徒が合格できるような級から始めるようにしています。例えば小学5年生なら,小学4年レベルの7級を受験するように勧めます。力が足りないという子はさらに下の級から始めることもあります。
(前回は,小学6年生に10級を,そして,中学3年生に9級を受けさせました。
http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-262.html)
下の学年の級であったにしても,合格というのは生徒にとってとてもうれしいものです。」
(漢検さん)「そうですか。精神的なことも重視なさっているんですね。そして,合格の証書は子どもさんにとってうれしいでしょうね」
「そうです。証書はいいです。
また,私どもは,合格した生徒の写真を撮して塾発行のニュースレターに掲載し,保護者のみなさんにもお届けしています」
「下の級であれ,合格体験,成功体験は子どもたちのやる気をさそいます。
私どもは,年に2回漢検を実施していて,そのうちの1回は義務にしています。
最初は受けるのをいやがっていた子でも,合格をすると次をトライする気になるようです。」
その他,電話では話しませんでしたが,過去問題を使って2週間は対策を行います。これも後日詳しく書きたいと思います。
ここでいいたいことは,合格という成功体験が子どもたちにとっては大きなモチベーションにつながっていくということです。まずは易しいところから始める,そして「できる」ということを子どもたちに植え付けていくということですね。」
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