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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

中学生のための、台風はなぜ反時計回り(左回り)に吹き込むのか
 台風の風は、左回り(反時計回り)に回りながら、台風の中心(台風の目)に向かって、吹き込んでいきます。

 なぜこのように、回りながら吹き込むのでしょうか。
 今回はそれを考えてみます。

 その前に、高気圧のことを見てみます。

 高気圧では空気が冷やされて下降気流が起こります。上空の空気が地表に向かっておりてくるのです。

 そして地表付近で気圧が高くなり吹きだしていきます。

 噴き出す時に、コリオリの力を受けます。コリオリの力については、次のページを参照ください。
中学生のための「コリオリの力 」

 反時計回りに回転するものの上では、右に右に曲がるように進んでいくのでしたね。

 だからコリオリの力を受けた風は、右に(時計回りに)曲がりながら吹き出していきます。
taifu.jpg

 次は低気圧です。

 地上付近で暖められた空気は上昇していきます。上昇気流です。

 そこに周りから空気が流れ込みます。低気圧の中心に向かって空気が流れてくるのです。
taifu2.jpg

 その時の風も、コリオリの力を受けて右へ曲って行きます。
 中心から逃げていくように、右に行くのです。図の緑色の矢印です。

 でも低気圧の引く力が強く働きます。図の赤い色の矢印です。
taifu3.jpg

 逃げようとする風は、中心にひかれて青色の矢印の方向に向きを変えます。

 右へ逃げようとするのですが、強い力で中心にひかれていきます。

 それで図のように、左に(反時計回り)に曲がりながら、低気圧の中心に向かって風は吹きこむのです。

taifu4.jpg


 台風は熱帯低気圧が発達したものです。
 低気圧の場合と同じです。

 このようにコリオリの力によって、曲がって逃げようとする力が、台風の中心、台風の目に引かれていくので、反時計回りに曲がりながら中心に吹き込むのです。



「セルフ塾のブログ」の記事の中から、中学理科(地学)に関するものを集め
『セルフ塾の中学理科(地学編)わかる教え方』として、 Kindle ストアから出版いたしました。

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