広島のKさまから質問メールをいただきました。
いつも,ブログのテーマを提供してくださり,ありがとうございます。
まず,割り切れる数を考えます。
6で割り切れる数は 6の倍数ですね。6,12,18などです。
10で割り切れる数は 10の倍数。10,20,30などです。
そして6でも割り切れて,10でも割り切れる数は 6と10の公倍数です。
最小公倍数を求めて 2倍3倍すればいいです。
6と10の最小公倍数は30。だから、6でも10でも割り切れる数は,30,60,90などです。
次はあまりを伴う場合です。
6で割ると4余る数は,「6の倍数+4」になります。
6+4=10,12+4 = 16,18+4= 22 などですね。
10で割ると4余る数は、「10の倍数+4」になります。
10+4=14,20+4 = 24,30 +4 = 34などです。
そして 6で割っても、10で割っても4余る数は,「6と10の公倍数+4」ということになります。
だから、30 +4 = 34, 60 +4 = 64, 90 +4 = 94 などが6で割っても10で割っても4余る数ということになります。
その中で一番小さいのは34ですね。
理解していただいたでしょうか。
なお、ある数に制限がつけられていなければ、もっといろいろ考えられます。
例えば 4です。4÷6は0あまり4、4÷ 10は0余り4です。
だから、4も、6で割っても,10で割っても4あまる数の1つです。
そして、-26、
-26÷6=-5あまり4、-26÷10=-3あまり4となってしまいます。
問題ではこれらの数は含まないことが、ちらっと書かれているのではないでしょうか。
いつも,ブログのテーマを提供してくださり,ありがとうございます。
本日は、まるで冬に戻ったみたいです。
本日は,又ご指導していただきたくメールをしています。
次の問題です。
「ある数を6で割っても,10で割っても4あまる。ある数はいくらですか。」
式をたてても解き方が解らなくて,何か 公式みたいなものがあるのかなーと思ったりしています。私の硬い頭でも解るように教えて下さいませ。考え方の幅が又広がると嬉しいです。 よろしくお願い致します。 K
まず,割り切れる数を考えます。
6で割り切れる数は 6の倍数ですね。6,12,18などです。
10で割り切れる数は 10の倍数。10,20,30などです。
そして6でも割り切れて,10でも割り切れる数は 6と10の公倍数です。
最小公倍数を求めて 2倍3倍すればいいです。
6と10の最小公倍数は30。だから、6でも10でも割り切れる数は,30,60,90などです。
次はあまりを伴う場合です。
6で割ると4余る数は,「6の倍数+4」になります。
6+4=10,12+4 = 16,18+4= 22 などですね。
10で割ると4余る数は、「10の倍数+4」になります。
10+4=14,20+4 = 24,30 +4 = 34などです。
そして 6で割っても、10で割っても4余る数は,「6と10の公倍数+4」ということになります。
だから、30 +4 = 34, 60 +4 = 64, 90 +4 = 94 などが6で割っても10で割っても4余る数ということになります。
その中で一番小さいのは34ですね。
理解していただいたでしょうか。
なお、ある数に制限がつけられていなければ、もっといろいろ考えられます。
例えば 4です。4÷6は0あまり4、4÷ 10は0余り4です。
だから、4も、6で割っても,10で割っても4あまる数の1つです。
そして、-26、
-26÷6=-5あまり4、-26÷10=-3あまり4となってしまいます。
問題ではこれらの数は含まないことが、ちらっと書かれているのではないでしょうか。
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