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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

中心ずばりの作文
 小学生の国語の教材として、民衆社の「国語大すき」を使っています。小学5年生の作文の指導に、「中心ずばりの作文」というのがあります。

 子どもたちの作文を読むと、時間の順に書き進めることが多いです。

 「~をして、そして、その次に~をして、そのあとで~をする」というようになるのですね。

 その方が説明がしやすいのでしょう。でも、作文としては面白さがありません。

 まず、言いたいことを最初に、ずばりと、詳しく書くという指導が、「中心ずばりの作文」です。

 この本にのっている例をあげます。

 まずは、時間順の文

その日は朝から雨だった。つりの用意をしておいたのに、つまらないな、とぼくはがっかりしてしまった。3時ごろ雨が止んで空が明るくなってきた。「よし行こう」ぼくはよろこんで家を出た。(以下略)


 それが、中心ずばりだと次のような書き出しになります。

ちょんちょんと、うきが動いた。「とうとう来たな」とぼくは緊張した。さおを持ち直して、うきを見つめた。「1時間も待たせやがったな。今度、うきが動いたら、さおを立てるんだ」。ぼくは息をとめた。
(以下略)


 どうでしょうか。ちがいがはっきりしますね。クライマックスから始めるのです。

 僕は、その「中心ずばり作文」の指導のときは、
「そこでは、文章の良しあしは問わないけど、中心ずばりの作文になっていないと、書き直しをさせるよ」と言います。

 それでも、時間の順序に書き進める子が多いです。

 その時には、「あなたはここで一番何が言いたいの?」と質問します。
 生徒が答えると、「そのことをまず最初に書けばいいんだよ」と言います。

 「そして、それを詳しく説明していくんだよ。そのあとで、なぜそうなったのか、その前にさかのぼって書くんだよ」と。

 このような中心ずばりの作文の方がとても面白いです。「中心ずばりの作文」という命名も面白いと思います。次の作文は、その指導の中で書かれた作文です。

Hm元Kn太の作文が、琉球新報に掲載



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