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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

翌日崩れていても0ではない
 広島のKさまから「しんどいです」です、というメールをいただきました。

孫の後期の中間テストがありました。前日、数学で1コ60円のアイスクリームと1個120円のチョコレートを合わせて9個買いました。代金は合計で660円でした。買ったチョコレートの個数を答えなさい。の問題をやりました。
中1なので未知数を1個しか使用しないので、
120X+60(9-X)=    
 求めるのがチョコレートの個数なのでこれをXとしたようです。答えを2と求めたのですが、
本番の今日のテストには買ったアイスクリームの個数をXとして方程式を作り、アイスクリームとチョコレートそれぞれの個数を答えなさいでした。理解できない話ですがチョコレートの個数を出したのにアイスの答えを出すのに苦労して結局解らない・・・
 聞いた私が一瞬何を言っているのか理解するのに苦労しました。問題を理解してないの一言に尽きるのですが・・・・・・
何をどのように導いたらいいのでしょうか。何が不足しているのでしょうか。
ご指導ください。
   いつもすみません。よろしくお願い致します。 広島 K



K様 メールありがとうございます。
 お気持ちよく分かります。 なぜなら 僕も同じような経験を何度も味わってきたからです。

 一緒にやって、しっかりできるようになったと思ったら、 翌日のテストでは まったく解けなかった、ちょっと考えればできる問題ができなかった、これは応用と言えるほどではないじゃないか、 少し考えればいいではないか、ぼやきたくなります。しかりつけたくなります。

 僕がまだ冷静でいられたのは、 他人の子どもだからでしょう。 自分の子どもや自分の孫が このようなことをしたら、 冷静ではいられなくなるんでしょうね。

 そして 教える側が学生の頃には出来る生徒だったら さらにです。

  僕は自慢ではありませんが、 学生の頃 数学はよく出来ました。 自分で考えていろいろ解くことができました。

 だから、この仕事を始めた 最初の頃は、 なぜ こんなにできないんだ、 とあきれたものです。

 人間の能力には本当に差があります。

 5つの積み木を一緒に積みあげたら、 そのあとはさらに5つの積み木を自分で積み上げて、どんどん先に行くことのできる生徒がいます。

 そしてそれは しっかりしています。
 翌日はそこから出発することができます。

 ところが一方、一緒に じっくりじっくり10個の積み木を積み上げてきたはずなのに、 翌日になると 見るも無残な形で崩れているものがあります。

 きのうの努力はなんなのだろうか、 とつくづく思うものです。

 でも、このように崩れ去っても、まったく0になっているわけではありません。

 子どもにもよりますが、2つか3つはまだしっかり残っています。

 その上にさらにまた同じように 積み上げていきます。 こつこつと。

 そしてまた翌日は 崩れているでしょう。

 でも前よりは少しは残っています。これは 長年 経験して感じていることです。

 毎日の積み重ねは 必ず残っています。

 崩れても崩れても、また積み上げていく。その繰り返しが 必要なのです。特効薬はありません。

 自分の力でさっさと積み上げていくことのできる生徒と競争したら、このようなペースで追いつくことは出来ません。

 でもその子自身は実際に伸びているのです。少しずつですが力はついてきているのです。

 他人と競争するのではなく、 自分との競争をするのです。

 努力を繰り返したら、過去の自分に勝つことが出来ます。

 一歩一歩伸びているんだと 自分に言い聞かせて コツコツと指導して 行くことが大切だと思います。

 僕も いつも自分にそう言い聞かせながら、 毎日指導にあたっています。

 Kさんも大変でしょうが、頑張ってください。

(Kさまからお返事をいただきました)

有難うございました。胸がすく思いでした。ちょうど帰って来た孫と一緒に拝見しました。テストの時はこれではいけないと思うのですが、現実にどう勉強したらいいのか解らないみたいです。各自にあった勉強方法を見つけることが先だと思いますが、・・・・有難うございました。K

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