セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「模合(もあい)」の語源は「舫い」
rei9624さんからコメントをいただきました。 ありがとうございます。

■料金箱を手で塞ぐ行為がいいですね。沖縄のバスらしいいい話。
こういうのを聞くとホッとします。バスのファンを増やします。
ところで、モアイというのは無尽講のことでしょうか?
とすると、これは舟を繋ぐの綱「モヤイ=舫」の意味ですか?
そうだとしても、もうこういうつながりは日本各地で消えつつあると思われます。
ちょっと残念。



模合は、「無尽講」のことです。

 模合の語源は これまで考えたことも ありませんでした。
 それで この機会に 少し調べてみました。rei9624さんの書かれているように 「モヤイ=舫」から来ているようです。

http://www.vill.kitanakagusuku.lg.jp/site/htdocs/kouho/200702/03.html

 船をつなぎとめる「モヤイガカリ」(舫(もや)い繋(がか)り)、互いにつなぎとめた船という意味の「舫(もや)い船(ぶね)」という言葉があり、船を岸壁や他の船につなぐ綱(つな)のことを「舫(もや)い綱(つな)(遣手(やりて)・手安綱(てやすづな))」といった。
 これから転じて、〈人と人が共同して仕事をしたり、物を所有したり、共同分配する〉意味にもモヤイという言葉がつかわれた。
 共同労働のユイ(結)とモヤイは、ほとんど同義に用いられ、また、「金銭の融通(ゆうずう)」にも転用され、当て字の「模合(もやい)(摸合)」を、モアイと読むようになったものであろう。


 沖縄で使えるかわれている 「模合」は当て字とのこと、 なるほどです。
  「つなぎとめる」という意味は よくあらわしていいるように思います。

 沖縄では 模合がとても盛んです。 ボクは2つの模合に入っています。

 2つというのは少ない方でしょう。

 いくつもの 模合に入っていて いる人を数多く知っています。

 でも、僕がやってる模合は「親睦」を目的とした模合です。利子はつかないので、純粋に無尽講といっていいのかどうか。

 例えば10人の模合メンバーで、1人1万円だとします。
 10万円集まります。

 その10万円をひとりの人がもらうわけです。

 そして 次々にもらう人が変わります。

 「今月はだれがもらう?」
 「私がもらいたい」
 「では、今月はAさんが」という感じ。

 複数だと、じゃんけんで決めたりします。

 毎月お金を持っていかなければ、他のメンバーに迷惑がかかります。

 それで 模合のメンバーは、なんとかやりくりしてそれに参加するのですね。

 もちろん あずけておくこともよくあります。

 とにかくお金を支払わなければ他のメンバーに 迷惑がかかるという気持ちから、できるだけ参加するので、参加者が多くなるわけです。
 「つなぎとめられる」ということですね。

 そこで酒を飲み、食べ物をつまみながら、談笑します。
 月に1度集まるので親しくなっていきます。

 親しくなるために模合をしようよ、ということで始められることが多いです。

 前の方にも書きましたが、沖縄では模合がとても盛んです。

 琉球新報には、模合の紹介コーナーがあります。
 いとこ会の模合、同級生の模合、同じ地域の人の模合などなど。

 色んな 模合のグループが紹介されています。

 取材依頼がとても多いとのことで、 以前は週に1回だったのが2回になっています。
 それだけ、模合が盛んだということです。

 さて、「親睦模合」について書きましたが、本格的な無尽講も行われています。

 ぼくはやったことがないので、正確な記述はできませんが、想像で書きます。

 本格的な場合には、かなり高額の模合をやっているようです。 一口10万円だと 10人で100万円あつまります。

 まとまったお金の必要な人 が模合いを起こしてお金を集めます。

 最初にもらう人は 利子を払うようになっています。

 どのようにして利子率を決めるかわかりません。

 僕の母は、僕が幼い頃に、 模合に助けられた というようなことを言っていました。

 銀行などの金融機関から借りるよりも、手軽に、率も低く借りることができるのでしょう。
 後の方で貰う人は、利子をもらう側になり、もうけるということですね。

 僕が以前勤めていた職場では、給料日になると 模合のお金が飛びかっているのが聞こえました。

 次の記事も見つけました。reiさんのところ、東北では、「舫い」ということで行われているのでしょうか。

http://halibm.dreamlog.jp/archives/762384.html

地方色の強い言われ方もあった
模合は沖縄で、舫い(子船をつなぐ綱の意)は東北地方で今でも行われているようだ





(2014年1月2日追記)

rei9624さんからコメントをいただきました。ありがとうございます。
本文の中に転載いたします。

無尽講のシステムについて。
■無尽講の利子の決め方は、毎回、自分はこれだけの利息を出すという入札=いれふだ、をする方法のようです。
1万円の場合、ある人が300円、別の人が200円、また150円の人もいる。取る必要のない人は0円にして出す。
一番入札金額の高い人が総額10万円を貰う(今度貰いたいという人が、事前に他の人にその意思を伝え、少ない利息ですむようにするということもやるようです)。
10回行われるので、300円で入札した人は次回から10300円の金を出す。
結局2回目以降毎回300円を出すから、利子は総額で2700円を払う。
毎回利子の分だけあとになればそれだけ10万円に付加する金額が増えていく。
当然、最後の人が一番多くの金を手にする、という感じでしょうか。
最初に無尽講を呼びかけた人は毎回場所と菓子・茶などを提供するということになるようです。
これは郷里の福岡県でのこと。他の地方も同じようだと思われます。
沖縄のモアイもそういうやり方ではないのですか?



(Yojiから) 沖縄のモアイもたぶんそうなのでしょうね。聞いたことはありますが、きちんと覚えていません。
関連記事
スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Re: 無尽講のシステムについて。
rei9624 さん
コメントありがとうございます。
沖縄のモアイもこのような方法だとは思います。
やり方を聞いた覚えはあるのですが、自分でやらないので、内容ははっきり覚えていません。
selfyojji | URL | 2014/01/02/Thu 01:17[EDIT]
無尽講のシステムについて。
■無尽講の利子の決め方は、毎回、自分はこれだけの利息を出すという入札=いれふだ、をする方法のようです。
1万円の場合、ある人が300円、別の人が200円、また150円の人もいる。取る必要のない人は0円にして出す。
一番入札金額の高い人が総額10万円を貰う(今度貰いたいという人が、事前に他の人にその意思を伝え、少ない利息ですむようにするということもやるようです)。
10回行われるので、300円で入札した人は次回から10300円の金を出す。
結局2回目以降毎回300円を出すから、利子は総額で2700円を払う。
毎回利子の分だけあとになればそれだけ10万円に付加する金額が増えていく。
当然、最後の人が一番多くの金を手にする、という感じでしょうか。
最初に無尽講を呼びかけた人は毎回場所と菓子・茶などを提供するということになるようです。
これは郷里の福岡県でのこと。他の地方も同じようだと思われます。
沖縄のモアイもそういうやり方ではないのですか?
rei9624 | URL | 2013/12/31/Tue 17:02[EDIT]
Track Back
TB*URL

Copyright © セルフ塾のブログ. all rights reserved.