そこに 昭和五十年1月の 読売新聞に掲載された前登志夫氏の文章が問題文として載ってます。
そこに
私は今 しきりに 猿蟹合戦のことを思いだしている。 近代百年の間 日本の村々は にぎりめし を 柿の種と交換して、大地の上に柿を育ててきたようなものだ。
とありました。
これを読みながら僕は、辺野古問題も まるで「さるかに合戦」ではないか、 と気づいたのです。
「さるかに合戦」を知らない若者たちも多いと思うので、 wikipediaから、そのあらすじを ここに転載いたします。
「さるかに合戦」
蟹がおにぎりを持って歩いていると、ずる賢い猿がそこらで拾った柿の種と交換しようと言ってきた。
蟹は最初は嫌がったが、種を植えれば成長して柿がたくさんなってずっと得すると猿が言ったので蟹はおにぎりとその柿の種を交換した。
蟹はさっそく家に帰って「早く芽をだせ柿の種、出さなきゃ鋏でちょん切るぞ」と歌いながらその種を植えるといっきに成長して柿がたくさんなった。
そこへ猿がやって来て柿が取れない蟹の代わりに自分が取ってあげようと木に登ったが、ずる賢い猿は自分が食べるだけで蟹には全然やらない。蟹が早くくれと言うと猿は青くて硬い柿の実を蟹に投げつけ、蟹はそのショックで子供を産むと死んでしまった。
その子供の蟹達は親の敵を討とうと栗と臼と蜂と牛糞と共に猿を家に呼び寄せた。
栗は囲炉裏の中に隠れ、蜂は水桶の中に隠れ、牛糞は土間に隠れ、臼は屋根に隠れた。
そして猿が家に戻って来て囲炉裏で身体を暖めようとすると栗が体当たりをして猿は火傷をおい、急いで水で冷やそうとしたら蜂に刺され、吃驚して家から逃げようとしたら牛糞に滑り、屋根から臼が落ちてきて猿は潰れて死に見事子供の蟹達は親の敵を討てた。
さて さるかに合戦、
図式として、沖縄県民が蟹、そして、安倍内閣が猿、辺野古がおにぎりで、振興策が柿の種でしょう。
安倍内閣は 沖縄県民から辺野古を取り上げようとしています。
それと引き替えに、沖縄県振興策をちらつかせています。
振興、開発してあげるから、交換しようよ。
振興という柿の種を育てれば、あなたたちは豊かな沖縄になるんだよ、と甘い言葉をかけたり、
そして、自民党の五人の国会議員を おどしたり。
仲井真 沖縄県知事は その言葉に すっかり乗せられて、辺野古おにぎりを差しだそうとしているのです。
あとで 安倍政権からシブガキを投げつけられる、ということも知らないで。
柿の木に登って、おいしい柿をむしゃむしゃと食べる。安倍内閣とアメリカがおいしい沖縄県を食いつぶそうとしているのです。
辺野古を差し出したら、平和も自然もなくなってしまいます。
稲嶺名護市長が、「いや このおにぎりは絶対にあげないゾ」と頑張っています。
是非とも 稲嶺名護市長に 当選してもらいたい。
辺野古おにぎりをねらっている 安倍政権に痛打をあびせたいものです。
まんが日本昔ばなし # さるかに合戦 たのきゅう - Dailymotion動画
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