行動分析での「強化」については,一応説明は終わりです。
少し,発展段階に進みます。
まずは,「シャイピング」。シェイプshapeというのは「形」ですね。shaping で「形作る」という意味でしょう。
シェイピングというのは,それまでない行動を作り上げることです。
子どもにある行動をさせたい。例えば子どもが遅刻しないように来るようにしたい。その行動をしたらプラスの強化子を与えて,その行動が今後もよく起こるようにする。こういうのを強化と言いました。
しかし,毎日遅刻していたら強化しようもないですね。
そのときには,現在平均何分の遅刻かを調べます。平均で30分の遅刻とします。
しかし,毎日同じように遅刻するわけではない。たまには25分の遅刻で来ることもある。そのときにほめてあげるのです。
それが効果があると,平均25分の遅刻になる。そのころには20分の遅刻というのもある。次は20分以内の遅刻をほめるのです。
このようにして,基準を徐々にあげていく。すると遅刻しないで時間前に来るという行動もそのうちにはでてきます。それをほめていけばいいですね。
このように本来の目標はここだけど,それは今無理だ,というときは,今できるところを目標にする。そして目標を徐々に上げていって,本来の目標に到達するようにする。それをシェイピングというのです。
英検の合格点が60点だとします。しかし,40点しかとれない。まず,45点を目標にしよう。45点はとれるようになったら50点だ,というようにします。
最初から手の届かない高い目標だとやる気が出ないですね。
少し,発展段階に進みます。
まずは,「シャイピング」。シェイプshapeというのは「形」ですね。shaping で「形作る」という意味でしょう。
シェイピングというのは,それまでない行動を作り上げることです。
子どもにある行動をさせたい。例えば子どもが遅刻しないように来るようにしたい。その行動をしたらプラスの強化子を与えて,その行動が今後もよく起こるようにする。こういうのを強化と言いました。
しかし,毎日遅刻していたら強化しようもないですね。
そのときには,現在平均何分の遅刻かを調べます。平均で30分の遅刻とします。
しかし,毎日同じように遅刻するわけではない。たまには25分の遅刻で来ることもある。そのときにほめてあげるのです。
それが効果があると,平均25分の遅刻になる。そのころには20分の遅刻というのもある。次は20分以内の遅刻をほめるのです。
このようにして,基準を徐々にあげていく。すると遅刻しないで時間前に来るという行動もそのうちにはでてきます。それをほめていけばいいですね。
このように本来の目標はここだけど,それは今無理だ,というときは,今できるところを目標にする。そして目標を徐々に上げていって,本来の目標に到達するようにする。それをシェイピングというのです。
英検の合格点が60点だとします。しかし,40点しかとれない。まず,45点を目標にしよう。45点はとれるようになったら50点だ,というようにします。
最初から手の届かない高い目標だとやる気が出ないですね。
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