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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

チェイニング
 チェイニングについて

http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-190.html

http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-188.html

 では,「逆行チェイニング」について書きました。

 「チェイニング」の「チェイン」とは「鎖」のことです。くさりは一つひとつがつながっていて,それが長くなります。

 行動も,小さな行動がつながってひとつながりの行動になることがよくあります。そのとき,ひとつの行動が起こって,それが弁別刺激となって,次の行動がおこり,そしてその行動が弁別刺激となって次の行動・・・・というようにつながっていくのです。

 いい例が歌です。

 ある歌が思い出せない。例えば,「赤い靴」としましょう。あの歌なんだが,どんな歌だったかな。出てこない。

 しかし,最初の「あかいくつ」のメロディーが口ずさめたらもうしめたものです。

 「あかいくつ」が弁別刺激になって,「はいてた」という行動(歌)が出てきます。

 そして「はいてた」が弁別刺激になって「おんなのこ」が出てくる。

 そして「おんなのこ」が弁別刺激になり,・・・・

 というように,次々に出てきます。最初,一部分も思い出せなかったのに,いっかしょ思い出したら,それこそくさりのように次々に出てきます。

 いもづる式です。

 だから,何かを覚えるときには,ばらばらに覚えるのではなく,それぞれに関連をつけて覚えた方がいいのです。

 小学4年では,わり算をやります。

 そのときに,「たてる」→「かける」→「わる」→「おろす」→「たてる」→「かける」→「わる」→「おろす」→・・・・

 と連続することが大切です。そして何度もやってつながるようにすると,体で覚えて,前のものが弁別刺激になって次の行動が出るようになります。

 さて,チェイニングという言葉は知らなくても,経験があれば似たようなことはみなさんやっていると思います。

 ただ,次のようなことはどうでしょうか。

 例えば,玄関から入って来たときに靴を揃える,ということを子どもの覚えさせたい。
 それで,子どもに玄関から入ってきたら,靴を揃えるんですよ,と言って,靴をそろえさせますね。

 そして,次の日,子どもがやはり揃えないで入って来るのを見つけます。「また,揃えていないね。入ってきたら靴を揃えるのですよ」と言って,させます。
 それを繰り返す。

 しかし,なかなか身につきません。


 さて,ぼくならどうするか。

 玄関の外から指導を始めます。

 靴がそろっていない。
 「靴をそろえる練習をしましょう」と言って,玄関の外に出します。

 玄関ドアのノブを回す → ドアを開ける → 靴をぬぐ → 靴をそろえる → 

 この動作をチェイニングとしてさせるのです。すると前の行動が弁別刺激となって次の行動が出てくるようになり,靴を揃えるという行動を忘れないで行うようになります。
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