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ガゼルは足が速いんだったら、なぜ動物を捕まえて食べないのかなぁ。
 まおさんから、質問メールをいただきました。
ありがとうございます。

ガゼルは足が速いんだったら、なぜ動物を捕まえて食べないのかなぁ。


とても面白い質問です。そしてかなり 難しい。
僕は進化論の専門家ではないのですが、 進化論には関心が高く、 いくつか本を読んできました。その知識で できるだけのことをお答えします。

これから進化論の話をしますが、 その前に ひとつ押さえておきます。

草食動物と肉食動物の体のつくりは まったく違うということです。

ガゼルに肉を食べさせても、生きていくことはできないはずです。

消化器官など、体のつくりが まったく違うのです。

だから、ガゼルが肉食動物になるためには、 いろいろな体のたくさんの部分を作り変える必要があります。

さて、進化論の話に入ります。

まず、現在 進化論にはたくさんの説がありますが、一番有力なのは 自然淘汰説です。
「淘汰」とは、不必要なもの、不適当なものを除き去ることです。

自然淘汰は、環境にあわない生き物は自然に除かれるということ。

まず、突然変異が起こります。親とはちがう子どもが生まれるのです。

ほとんどの子どもは環境に適応せずに、死んでしまいます。

ところが 中には これまでの親よりも 環境に適応するようなものが 生まれて、生き続け、繁栄することがあるのです。

動物で言えば、 草食動物がまず繁栄します。 それはそうでしょう。
肉食動物は草食動物がいなければ生きていくことが出来ないからです。

草食動物の中から突然変異で肉食動物が生まれてきます。

最初の頃は とても良かったでしょうね。 肉食の方が 少ない量でエネルギーを得ることができます。

草食動物は たくさんの 草を食べなければ生きていけません。

最初の頃の草食動物は 肉食動物におそわれる対策のない動物たちです。そのような動物でも肉食動物がいないころは生き続けることができたのです。

突然変異 で生まれた肉食動物は 楽楽と草食動物を捕まえて食べることができたはずです。

そのうちに 草食動物も食べられてばかりでは 絶滅してしまいます。

その中からいろいろな突然変異が出てきます。

ガゼルのように足が速いために 生きのびる動物もいるでしょう。
像のように体を大きくすることで簡単に食べられない動物も 進化してきます。

このように ガゼルの足が速いのは、草食動物であるガゼルの中から 足の速い子供が突然変異で生まれ、成人し、同じ遺伝子をもった子どもができ、それも生き続けて、というように、足が速い遺伝子をもつがために生き続ける可能性が大きくなったからです。

また、足の速い草食動物の中から突然変異で肉食動物が生まれる可能性も あるでしょう。

足の速いガゼルが突然変異で 肉食動物になる かもしれません。

ただ、肉食動物が草食動物よりも いつも有利だとはいえません。

草食動物は 動かない 草を食べれば生きていくことができます。
たくさん食べなければいけませんが、食べ物を得ることに関して言えば、 肉食動物よりも楽です。

それに対すると、肉食動物は逃げ回る 動物を追いかけ、つかまえなければいけません。

どちらが生きていくために 有利か、難しいところです。

「利己的遺伝子」という考え方があります。
遺伝子は、とても利己的で、自分が生き続けることだけを考え、そのために いろいろな手段を使うのです。
肉体は、遺伝子の単なる乗り物でしかありません。 古い乗り物は捨てられ、 新しい乗り物に移り生き続けていく というような考え方です。

ガゼルの遺伝子は、自分が生きのびるために、 足の速い草食動物 という手段をとっているということでしょうね。

以上、ぼくなりに答えてきましたが、さらには、自分で勉強して 考えてみてください。

とても面白いテーマだと思います。
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