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苫米地英人著「なぜ 脳は神を創ったのか?」
苫米地英人著「なぜ 脳は神を創ったのか?」を読みました。


 僕は神は人間の脳が作ったものだと思っています。 この本を読んだのは、僕の考えをさらに補強するだろうと期待したからです。
ただ期待に反した本でした。

1章から読み始めたのですが、 あまり面白くないので「3章 神は存在するのか?」にすぐ飛びました
この章で、苫米地氏は、神は存在しないことを次のように証明しています。

神とは何か? この本では ここではひとまず

「神とは 完全なものである」と考えておきましょう。 完全であるがゆえに 万物を創造し 過去も未来も全てを知る存在という意味です。(p32)
1980年代に、(中略)物理学における不確定性原理と数学における不確定性定理という2つの画期的な大発見がありました。(p117)

(不確定性原理では)位置と運動を同時に知ることはできないということです。
(p119)
存在というものは、 確率的 な存在でしかない ということです。(p120)

(数学における不確定性定理では)すべてのことに 偶発生が存在し、 あらかじめ きまった法則性は無いということを証明してしまいます。(p136)
ついに、人類はこの世に完全な系が存在しないということをどうあっても認めざるをえなくなったのです。(p137)
宗教において神は全知全能とされています。 全知全能とは 前にのべたように 万物を創造した完全な系があるということです。
ところが チャイティンはこの世に完全な系はないということを証明しました。つまり、 チャイティンの証明によれば 神が存在しないのです。(p138)


物理学において不確定原理が、数学において不確定性定理が証明された。これによって、 完全にわかるということがありえないことが分かったのです。

だから、全知全能の神というのはありえない、ということですね。

ぼくなりに分かりやすく簡単に説明します。

例えば、時速60kmで3時間進んだら、180kmの地点を走っているということが言えますね。時間と位置が確定します。

しかし、量子力学の世界では、ある量子の時間と位置は確定できないことが証明されているのです。ここにあるかもしれないし、あそこにあるかもしれない。確率的にしか分からないのです。

つまり、完全にものごとを知ることはできない、ということが、数学と物理学において証明されたのです。

この証明は完璧なので、神様にとっても同じなのです。
神様であっても、完全に分かることができないのです。

「全知全能」ということは、すべてのことを知っていて、何でもできる、という意味です。

でも、すべてを知ることはできないことは証明された、だから、全知全能ということはありえない。ゆえに、神は存在しない。

苫米地氏は、このように言っているのです。
以上については、ぼくも納得です。

「でも」が次回に続きます。
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