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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

旅の終わりに 頭をかすめる徒然草「高名の木登り」
  5ヶ月のカナダ滞在も残すところあと1週間となりました。

  この頃 僕の頭をかすめるのが 徒然草にある「高名の木登り」です。 この話は 中学3年生の教科書にも載っていたので、ぼくは とてもよく覚えています。

  次のページにある現代語訳を転載いたします。

徒然草第一0九段、「高名の木登り」

名高い木登り名人と言われていた男が、人に指示をして高い木に登らせて、梢を切らせていたときのことです。(その名人は、高いところの作業で)とても危なく見えたときには声をかけることがありませんでしたが、(人が木から)降りてくるとき、軒の高さぐらいになったときに

名人:「気をつけて降りなさい」
と初めて声をかけました。

そこで私(吉田兼好)は、
私(吉田兼好):「このぐらいの高さであれば飛び降りることもできるでしょうに、どうしてそのようなことを言ったのですか?」
と尋ねてみました。すると名人は

名人:「そのことでございます。目がまわるような高さで、枝が細く危ないうちは、登っている人は自分で注意をしますから口には出しません。ミスは危なくないところになって必ず起こるものでございます。」
と答えました。

(この木登り名人は)身分の低い者ではあるけれど、言っていることは徳の高い人のおっしゃっていることと同じです。蹴鞠において、難しいボールをうまく蹴り上げたと思って安心していると、必ず落ちてしまうと言われているようですしね。


  これまで5ヶ月の間、 カラダのあちこちを旅してきました。 小さな失敗は数え切れないほどありました。 これらの失敗は あとで振り返って、笑いながら 話せる いい思い出となりそうです。

  幸いなことに、大きな失敗は まだやっていません。

  あと1週間、「高名の木登り」にある教え、「過ちは、やすきところになりて、必ずつかまつることに候ふ」 を頭にいれながら、大きな失敗はしないように 最後まで気を付けて、 無事に帰りたいものです。

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