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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

フロイトの「あのとき」とロジャーズの「今ここ」
(ぼくはカウンセリングの専門家ではありません。ただ,質問があったのでぼくの知識で書きました。正確さを求めるなら別にあたってください。)

 精神分析学のフロイトはヒステリー患者の診察をしました。ヒステリーというのは,私どもがふだん使っている意味とは違うものです。心の病によって目がみえなくなったり,脚が動かなくなったりするものです。心身症のようなものなのでしょうか。ぼくはその区別までは知りません。

 さて,フロイトは,その患者の幼少期にその原因があると考えました。そしてその人がみた夢を分析したり,連想をさせていろいろ話させる内容を分析したりしました。その結果,無意識という概念に辿り着きます。幼少期に受けた大きな傷が無意識の中に押し込まれていると考えたのです。そして,それが原因でヒステリーの症状が出てくると。

 そして,その原因がはっきりしたときに,その症状はきれいになくなるというのです。その原因は性的(セックス)なものが多いというのもフロイトの理論の大きな特徴です。フロイトは何でも性に結びつけて考える傾向があったように思います。

 夢の中に棒状のものが出てきたら,それは男根の象徴である,馬に乗る夢は性交の象徴だと考えました。
 
 最近思うのですが,性的なものというのはぼくらにとってとても大きなものではあります。「利己的遺伝子」についてご存じでしょうか。ぼくらは遺伝子の単なる乗り物でしかないというのです。
 ここで説明を始めると大きく道がそれてしまいそうです。極端に簡単にいえば,個の保存より,種の保存が上だというものです。だから,性というのはとても大きい存在。

 だから,フロイトは性に結びつけて何でも考えたのでしょう。
 そして,彼は過去にこだわった。原因を追及するために幼少期に何があったかを追求したのです。

 さて,さて,ロジャーズです。彼は,今,目の前の問題の原因がどこにあるかにこだわらなかったのです。原因が何かを徹底して追及するよりも,それがよくなることを考えた。だから,過去にもどって何があったかをクライエント(来談者:相談に来た人)から聞き出そうとしなかったのです。

 それよりも,「今ここ(now and here)」に焦点を合わせたのです。後でもう少し詳しく書くつもりですが,「受容」「共感」を重視しました。問題行動の原因を追及するより,今ここで感じていることを話すことを重視しました。そして,カウンセラーがその話を聴き,クライエントの気持ち,感情を受容し,それに共感する。カウンセラーが自分を受容し,共感していることがクライエントに伝わると,クライエントは自分で問題に立ち向かい,それを乗り越えることができると,ロジャーズは言っているのです。

 だれでも自分の問題を乗り越えることができると信じて,その人の「今ここ」の気持ちを精一杯聴くとういことです。
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