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なぜrightには 「右」と「正しい」という意味があるのか
 英単語のrightには、「右」という意味と、「正しい」という意味があります。
 ちょっと考えてみても、この2つはすぐには結びつきません。

  なぜこのような2つの意味があるのか調べてみました。

  次のページに書かれています。
熟語研究 (1):recht[s]

  それを僕なりに解釈して、説明いたします。

 この世の中、右利きの人が 左ききの人よりも圧倒的に多いですね。 そのために 右利き社会になっています。

  僕も右利きです。 だからまったく不自由は感じません。
  でも 左利きの人には不自由なことが少なくないようです。

  普通のハサミ やナイフなどは使いにくいそうです。 それで左利き用のハサミやナイフが というのも販売されています。

  さて、 現在では 鉛筆やボールペンがあり それを使えば左ききの人も 文字を書くことが できます。ぼくらが見ると何かおかしい感じがする書き方をしますが 左ききの人たちはそれになれているので 特に問題はないのでしょう。

  ところが 毛筆で書く場合には そうはいきません。 例えば 「人」 という文字書く場合、その2画目の 右払いの場合、左手で書くにはかなり無理に近いです。

  それで多くのお母さんやお父さんは子どもが左手で 文字を書こうとすると それを矯正します。
 左手に持っている鉛筆を取り上げて、右手に持ちかえさせ、「この手で書くのが正しい書き方なんだよ」 ということを教えるのです。

 また、左手で箸を持って食べようとすると、右手に持ちかえさせて 「この手で持った方が正しい食べ方なんだよ」 ということを教えます。これは食べやすいというより、マナーだったのですね。

 似たようなことが、 ヨーロッパでも あったのでしょう。

  「右手でやる方が正しいやり方なんだよ」「右手が正しい手だよ」 というふうに教えて、「右が正しい」ということになったのです。

  right は「正しい」という意味でした。そして、右手は 「rightの手」になったのです。

  さて、
ジー二アス英和辞典のrighに

《「右」が原義、「知恵者の心は右にあり(聖書)」から「右手」は「正しい」という連想が生まれた》


とあります。

  それをもとに調べると、
 伝道者の書 - ECCLESIASTES -第10章

に次のようにありました。

10:2 知恵ある者の心は右に向き、愚かな者の心は左に向く。


 そして、<13節~14節>の解説に
聖書研究会資料(48)創世記48章1節~22節

古代イスラエルにおいて頭に手を置く事は祝福を与えることですが、左手の祝福よりも右手の祝福の方が優越していました。


 とあります。

 神様にとって、「右」が「正しい」ことだったのです。

 神様も右手社会に影響を受けたのかもしれません。

  西洋では聖書の力は とても大きいです。神様がこのようなことを言っているのだから 「 右が正しいんだ」という認識が広まっていったのでしょう。

  そういうことで、rightは 「右」と「正しい」という意味を持つようになったのですネ



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