today tonight tomorrow のto には、何か共通な意味がありそうな気がします。 to = this なら、 tonight= this night で、「この夜」=「 今晩」になり、なんかスッキリします。
調べてみました。
「イメージ活用英和辞典」には、
today to(に)day(この日)⇒きょう、現代
tomorrow to(に)morrow(朝)⇒朝⇒翌朝⇒(翌日)あした
三省堂の 「英語語義語源辞典」には
tonight (語源)古英語 to night(=at night)から
とあります。
この to は、現在使われている、 目標点を表す前置詞のtoではなく、 一点を表す前置詞at のことだと思われます。
でも、today(日に)、tonight(夜に)、tomorrow(朝に)だけでは、どうもしっくりしません。
ネット上を色々調べますが、ストンと落ちる説明は見当たりません。
それであとは想像してみました。以下は ぼくの推論です。
なお、dayの語義は 「太陽が照っている時」で 「昼」です。
朝、子どもがお父さんに尋ねます。
「 いつ魚を釣りに行くの?」
お父さんは「 today (= at day)太陽が出ている時にね」と答えます。
その「段階で 太陽が出ている時に」というのは「きょう」のことになりますね。それで todayが「きょう」という意味になったのでしょう。
同じように 子どもがお母さんに
「面白い話をして」 と言うと、
お母さんが「tonight(at night) 夜にね」と返します。
tonight(夜に)は、「この夜に」で、「今晩」になりますね。
夕方に、遊びに行きたいと言う子どもに対して、
「tomorrow (朝にね)」 とお母さんが答えたとします。
この「朝に」は、明日の朝のことですね それで tomorrowが「明日」になったのです。morrow は「朝」のことです。
なお、日本語の古語「あした」は「朝」のことだそうです。
日本語と英語、似たような発想なのでしょう。
- 関連記事
-
- 語源中心英単語辞典 (2015/06/23)
- understand(下に立つ)は なぜ「理解する」になるのか。 (2015/06/13)
- today tonight tomorrow のto は? (2015/06/12)
- 英単語のstoryは、 historyから生まれた (2015/06/10)
- good と nice の違いについて (2015/06/07)
スポンサーサイト
Comment
Track Back
TB*URL |
| ホーム |