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PHP文庫 武光 誠著「 幕末土佐の12人」
PHP文庫 武光 誠著「 幕末土佐の12人」を読みました。 面白かったです。

  目次を見ると
 第1章 武市半平太
 第2章 吉田東洋
 第3章  吉村寅太郎
 第4章  沢村惣之丞
 第5章 坂本龍馬
 第6章 岩崎弥太郎
 第7章 板垣退助
 第8章後藤象二郎
 第9章 福岡孝弟
 第10章 中岡慎太郎
 第11章 谷干城
 第12章 山内容堂
 となっています。

そうそうたるメンバーですね。
 吉村寅太郎 、沢村惣之丞、福岡孝弟、谷干城については まったく知りませんでした。

 それぞれの章で独立して、それぞれの人物を取り上げられていると思っていたら、 この本1冊で1つの長いストーリーになっています。
  基本的にやはり人気者の坂本龍馬を中心に描いています。

  そして それぞれの章で中心になる人 を取り上げ 紹介しているといった感じ。
例えば、武市半平太は第1章の中心人物ですが、それで終わりではなく、そのあとの章でもずっと出てきて、途中で死ぬという感じです。
  面白い構成だと思いました。

 土佐藩の人物を抜いては 幕末の歴史は語れないと改めて感じました。
 幕末史を土佐藩から見る ということで 面白い視点だと思います。


  ただ1つ。
 それぞれの章で中心になる人物がそれまでの自分の生涯を振り返りながら述懐するという形がとられています。何か少し不自然な感じがしました。

  それは著者の目から見た紹介ということに した方が無難だと思いました 。



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