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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

光文社新書 福岡伸一著「できそこないの男たち」
  光文社新書 福岡伸一著「 できそこないの男たち」 を読みました。
 まあまあ 面白かったです。

  男性は 生命の基本仕様である女性をつくり変えてできあがったものである。 だから所々に 急場しのぎの不細工な仕上がり具合になっているところがある。


  ということが書かれています。
 だから、

  アダムがイブを作ったのではない。イブがアダムを作り出したのである。


  とあります。 細かいようですが、 この表現少し気になります。

  アダムからイブが作られたのではない。イブから アダムが作りだされた。

 の方が良いかなと思います。

 特に「アリマキ的 人生」は面白かったです。

  アリマキには 基本的にオスはいないそうです。

  母の胎内に娘が育つ。そして 娘は まだ産み落とされる前に 既にその胎内に 次の娘を宿している。 その娘の中にまた次の萌芽が。(中略)
  彼女たちはみんなクローンなのである。


 ただ 1年に1度だけ メスを変えてオスが作られるそうです。
そして

 その結果 できそこないのメスとしてオスが生み出されることになった。


 とのこと。人間も似たようなものなのでしょう。

  さて、 この本、基本的には面白いです。

  ただ 例えて言うと、皮が厚く、数多くの衣服を身につけて、肉や骨の部分が 少ない、 と感じました。

  要するに 本筋とは関係ないような 内容が結構多いのです。
 「 生物と無生物のあいだ」を読んだときも同じように感じました。

  この福岡伸一さん、 講談社 出版文化賞科学出版賞、サントリー学芸賞 、第1回科学ジャーナリスト賞などを受賞しています。

 彼の本は、文化系の人にとって面白い本ができているのでしょうね。
 たいてい、理科系の人が書いた本は無味乾燥なものになりがちです。 内容を伝えることを重視し、 面白みに欠けるのでしょう。

  それに対して、内容は薄くしながらも、面白さを追求しているのが 福岡伸一氏なのでしょう。

  だから、本文とは関係のないことが 結構書かれています。

 第10賞「ハーバードの星」232ページから、 第11章の「余剰の起源」の途中261ページまでは、ハーバード大学で起こったスキャンダルについて書かれています。 生命科学の専門家によるスキャンダルです。

 この部分は、「できそこないの男たち」のテーマとはまったく無関係です。まあ、しいていえば、できそこないの男教授が、優秀な女教授にだまされる、というてんで一致があるのでしょうか。

 このようなことが数多く、あちこちに散らばっているのです。

 読む人によってはおもしろいでしょうね。

 でも 僕をふくめて、もっと肝心なことをさっさと書けよ、と思う人も多いのではないかな、と感じました。

 さてオスを決定づけるY遺伝子はX遺伝子にくらべると短くなっています。 それについての発見 エピソードも面白く描かれています。

  以前 Y遺伝子がなぜにX遺伝子に比べて短いのか、 ということをテレビでやっていました。 最初は2つの遺伝子は同じような長さだったようです。

  ところが それが徐々に短くなっていった。 そして 将来さらに短くなり、そしてX遺伝子は消滅してしまう。 つまり オスがいなくなってしまうというような内容だったと思います。

  それについても詳しく書かれているかなと期待したのですが、 ありませんでした。



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| | 2018/07/10/Tue 17:26[EDIT]
最近の女がグズグズしてる理由!
「女ってここぞという時弱い!」って思うことは誰でもありますよね。
実は、最新の脳科学的には男性の方が女性よりも頭がいいんです!
イギリスの学者によると、性淘汰すはわち競争者の男性どうしの競争を通して、男性は観察力、理性、発明の才、想像力、活力、忍耐力、勇気など高度な心的能力や大きくて強靭な肉体を獲得して、究極的に見て女性よりも優れた存在になったんだとか!
この傾向は99%以上の哺乳類に見られて、女性が劣っていることは生物学的に明らかになっているそうな。「哺乳類はメスが妊娠・出産するためのリスク・コスト、時間が膨大なため、競争者となるオスに大きな淘汰圧がかかる」との分析。
脳のニューロン数は、人間よりもゾウの方が3倍多いんだけど、思考など知的能力を司る大脳新皮質は人間の方が3倍多いらしい。より高等な生き物の方が多いのだ!
そしてこの大脳新皮質のニューロン数は男性が230億個もあって女性は190億個しかないんだって!
思考を司る部分が男性の80%くらいしか発達していないなんて...
女性にとってはトホホな結果に終わってしまいました......
そうなんじゃないかとは思ってたけど、、、
第一線で働く一流は男性ばかりですもんね!
世の女性たちには挫けずガンバってほしいですね!
男女のニュース | URL | 2018/07/03/Tue 09:44[EDIT]
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