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小学校の英語教育に反対
 小学校での英語教育が推し進められていまる。

 多くの保護者はそれを歓迎し、期待していますが、同時通訳者や大学の教授など英語の専門家たちのほとんどは、強く反対しています。

 専門家でない人は次のように考えます。私たちは、苦労することなく日本語を喋るようになった。また、アメリカでは子どもたちが、英語をペラペラ喋ってる。だから小さいころから英会話を始めれば、すぐに英語を話せるようになる。

 一方、英語の専門家は、英語はそんなに簡単なものではないことを知っています。だから小学校では、国語をきちんと学び、中学になってから英文法、読解などを学ぶべきだと主張します。

 ある本に、次のような話が載っていました。
 アメリカの大学に世界各国から留学生がやって来た。イタリアやフランスなどラテン系の国の人たちは陽気だ。
 片言の英語で、すぐに楽しそうに話をしている。一方、日本人はかたく口を閉じて話に加わらない。
 先生は、この日本人は英語をまったく知らないのだろうと思った。ところが数ヶ月すると、その日本人が少しずつ話すようになった。
 発音には難があるものの、かなりしっかりした英語の文を話す。そして みるみる英語の会話も上達してきた。
 レポートもしっかりした英語で書く。一方 ラテン系の留学生は相変わらずの英語力であった。

 これは、山登りにたとえることができます。

 英語会話から始めるというのは、三合目あたりまで車で登っていくようなものです。ところがその先には道が無い。

 英会話から始めると、あいさつ英語を繰り返し練習するので、とても上手になります。

 しかし、英会話のパターンを覚えるだけだから、応用がきかない。だから、ある程度からは伸びなくなるのです。

 あいさつが終わり、本題に入って自分の伝えたいことを話すときには、単語をただ並べるようなことしかできないのです。

 一方、英語の文法を学び、読解をコツコツとやっていくと、そのうちに頂上までたどり着くことができます。

 応用がきくので、ゆっくりですが伸びていき、たどたどしい英語であっても、しっかりした英語の文を作り、伝えたいことをしっかり伝えることができます。

 英語の専門家たちはそれを知っています。だから、途中までしか登れないような道を子どもたちに歩ませたくないのです。

 子どもたちには、英語を自由に操れるようになってもらいたい。多くの親が思っています。だからこそ、遠回りのようだが、頂上まで続く道を歩ませたいのです。
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