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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

 「共感」と「同感(同情)」
 「共感」は,相手の感情と共になる,ことですから,相手の気持ちをよくよく理解することになります。なぜこんなに悲しんでいるのか,なぜそのように苦しんでいるのか,その気持ちを察するのです。

 「いまここ」の気持ちを語ってもらう。そしてそれを理解する。その中で,共感するのです。

 でも,「共感」と「同情」は違うよ,と大学で教わりました。
 「同情」というのは,相手の感情と同じになることです。
 悲しい気持ち,苦しい気持ちになってしまって,自分も悲しむ,自分も苦しむ,そうなることが同情なのです。

 クライエントはその悲しい気持ち,苦しい気持ちを何とかして欲しくてカウンセリングに来ます。しかし,カウンセラーも同じレベルで悲しくなり,苦しんで,そしていっしょに涙を流し,おろおろしたら,クライエントはどうすればいいのでしょうか。おろおろしているカウンセラーでは役に立ちません。

 クライエントは,その悲しみ,苦しみが増幅してしまい,そして,おろおろしているカウンセラーに頼ることができなくなってしまいます。

 そうではなく,カウンセラーはクライエントの気持ちに「共感」をするが,「同情」するのではなく,自分をきちんと保って,しっかりしていなければいけないのですね。クライエントに頼られるカウンセラーでなければならないのです。

 さて,以下は,ロジャーズのクライエント中心療法とは違うかもしれません。または,カウンセリングの場面と実際の生活の場面,学習の場面との違いかもしれません。

 ぼくの考えです。

 例えば,いま勉強したくないという生徒がいるとします。勉強したくないという主張を聞いて,その気持ちを理解します。つまり共感します。

 しかし,だからといって,では勉強しなくていい,ということではないと思うのです。

 勉強したくないという気持ちはよく分かる。しかし,勉強はしないといけないよ。なぜなら・・・・,と説明し,理解を求めます。たいていは簡単に理解してくれません。
 それでも,とにかく今は勉強を続けよう,ということにします。

 頭ごなしに,子どもの気持ちも理解せずに大人の主張を通すわけではない,子どもの気持ちを理解するように努める,共感する,しかし,子どものいう通りにする必要はない,と思います。

 もちろん,共感し,その子どもの気持ちの通りにさせた方がいいな,と思ったら,大人の考えを変える柔軟さは大切です。
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