セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

P波の速さ=震源からの距離÷初期微動継続時間 ????
 くまのみさんから、質問メールが届きました。くまのみさん、ありがとうございます。

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送信者:くまのみ
日付:2016/02/25 21:54:15
件名:初期微動継続時間とP波の関係
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二度お世話になりました、くまのみです。中一の地震の分野で、P波の速さを求めるのに、震源からの距離をその地点の初期微動継続時間で割ってだしている生徒がいます。答えは合うのですが、成立するのでしょうか?あくまでも大森公式は震源からの距離が初期微動継続時間に比例するのであって、比例定数=P波の速さだと思えないのですが。解答よろしくお願いします。
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 その生徒が正解になったのは、たまたまですね。

 P波の速さがS波の速さの2倍になるときには、 初期微動継続時間で割っても正解になります。


 例えば、P波が6km/s , S波が3km/s とします。P波はS波の2倍の速さです。

 18km地点では、地震発生から3秒でP波が、6秒でS波が到着します。
 初期微動継続時間は3秒です。

 初期微動継続時間で割ると18÷3=6km/sになるので、正解ですね。

  この場合には 初期微動継続時間でわっても答えは正解になります。

 でも、
 P波の速度は岩盤中で5〜 7km/s、
S波の速度は岩盤中で3〜 4km/s だそうです。
 いつでも P波がS波の2倍の速さだとはかぎらないのです。

 例えば、P波が5km/s , S波が3km/s とします。2倍ではない場合です。

 15km地点では、地震発生から3秒でP波が、5秒でS波が到着します。
 初期微動継続時間は2秒です。

 初期微動継続時間で割ると15÷2=7.5km/sになるので、不正解ですね。

 問題を作成する人は、P波がS波の2倍の速さに設定した方がグラフを描きやすいからでしょうか、 そういう問題が結構多いように思います。



 くまのみさんから、さっそく返事をいただきました。役に立ったようでうれしいです。

早速のお返事ありがとうございました。
私もいわゆる例外をあてはめて計算すると速度が一致しないので
おかしいなと思っていました。
P波の速度がS波の速度の2倍の場合を自分で証明してみて
考えたいと思います。

私がぶつかった問題集は全部が震源からの距離÷初期微動継続時間で割った値でも
P波が一致しているのできっと生徒も塾で丸暗記的におそわっているのだと思います。



 このセルフ塾のブログの中から、地震などの地学の記事を集めて、電子出版いたしました。





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