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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

受容すること
 カウンセリングにおいては,「共感」と並んで「受容」ということをよく言われます。

 相手の気持ちを受け入れるということです。共感とよく似ていますが,微妙に異なるものです。

 「受容」について考えるときに,フロムの「愛するということ 」を思い出します。
なお,これも大学時代に読んだ記憶です。本棚をさがしたら出てくると思いますが,ちゃんとしたことを書くとかえってめんどうになりそうなので,記憶で書きます。

 父親は,子どもに条件付きで愛を与えます。あなたががんばって立派な人間になったら,ぼくはあなたを愛しましょう。だから,立派な人間になるように努力しなさい。というものです。

 一方,母親は無条件で子どもを愛します。あなたには悪いところがある。でも,それでも私はあなたを愛していますよ,というものです。どんな子どもであっても私の子どもなら,私はあなたを愛します,なのです。

 父親の愛と母親の愛のちがいです。これはすべての父親,母親にあてはまるわけではなく,一般的,典型的な父親,母親ということでしょう。最近は少し違うかも。

 これを書きながらいろいろ頭に浮かびます。
 「五体不満足」という本,ベストセラーになりました。
 手足のない赤ちゃんが産まれた。父親は医者はそれを見て,母親にどう伝えようか,どのようにして赤ちゃんを見せようか,悩みます。母親がショックを受けるだろうと思ったのです。当然ですね。でも,見せないわけにはいかず,勇気を出して対面させる。
 すると,お母さんは,手足のない我が子を見て「わあーかわいい」と笑顔で抱きかかえたというようなシーンがあったように思います。

 いいですね。

 一方,父親。映画「エデンの東」では,ジェームズディーンが父親の愛を得るためにいろいろ努力するが・・・,というようなものだったように思います。

 障害児が産まれたために,離婚して父親が去っていく,という話もよく聞きます。

 そうでない父親,母親もいるでしょうがね。

 さて,カウンセリングにおいては,母親の愛のように,無条件で相手を受け入れるように努めます。そのままのあなたでいいのです。それをそのまま私は受け入れます,とうように。

 それが「受容」です。ロジャーズ流のカウンセリングは,それを徹底します。

 人間には「ホーム」というのが必要だと思います。いつでも帰ることができる「家」です。

 いつでも帰るところがあると思うと,人間は思いきり飛び立つことができます。疲れ果てるまで飛び続け,そして自分を生かし,疲れたら帰って休む。そういう場があると積極的に自分を生きることができるのですね。

 だから,無条件で自分を受容してくれる人がいるということを知った人は,自分で自分を高めていくことができるとロジャーズは考えていると思います。

  
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