水道方式の開設者は、遠山啓(とおやま ひらく)氏です。
1909年(明治42年)生まれ、1979年(昭和54年)没です。享年70。
東京工業大学の教授で、専門は数学です。
小島 寛之 (著)「数学でつまずくのはなぜか 」(講談社現代新書)には次のような話が載っています。
1958年ごろのことです。遠山氏の娘さんが算数が分からないと、苦しんでいました。よくあることですね。
数学者でもあるお父さんは、娘さんを教えてあげようと、教科書を読みます。そこで、娘が算数に苦しむのは、娘の理解力が悪いのではなく、算数の教科書が悪いのだと気づきました。
それで、だれでもが分かるようにするために、算数、数学の教え方を研究するようになります。
そして、開発したのが「水道方式」です。 遠山啓氏が開発し、その他多くの人の協力を得て、水道方式を発展させてきたのです。
ウィキペディアには
「1944年から1950年ごろから数学教育に関心を持つようになり、1951年(昭和26年)、数学教育協議会(数教協)を結成し、長くその委員長として、小中学校の教育現場での数学教育を指導」
とあるので、娘さんが算数で悩む姿を見る前から数学教育には関心があったのでしょうね。
1909年(明治42年)生まれ、1979年(昭和54年)没です。享年70。
東京工業大学の教授で、専門は数学です。
小島 寛之 (著)「数学でつまずくのはなぜか 」(講談社現代新書)には次のような話が載っています。
1958年ごろのことです。遠山氏の娘さんが算数が分からないと、苦しんでいました。よくあることですね。
数学者でもあるお父さんは、娘さんを教えてあげようと、教科書を読みます。そこで、娘が算数に苦しむのは、娘の理解力が悪いのではなく、算数の教科書が悪いのだと気づきました。
それで、だれでもが分かるようにするために、算数、数学の教え方を研究するようになります。
そして、開発したのが「水道方式」です。 遠山啓氏が開発し、その他多くの人の協力を得て、水道方式を発展させてきたのです。
ウィキペディアには
「1944年から1950年ごろから数学教育に関心を持つようになり、1951年(昭和26年)、数学教育協議会(数教協)を結成し、長くその委員長として、小中学校の教育現場での数学教育を指導」
とあるので、娘さんが算数で悩む姿を見る前から数学教育には関心があったのでしょうね。
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