前の記事で、次のように書きました。
米軍属女性死体遺棄事件について
岡田尊司著「脳内汚染」から引用します。
射撃訓練はただ射撃の命中率を上げるためだけではないのですね。
黒い円の標的だけでは射撃の腕は上がるでしょうが、人間を撃つことができない。
それに対して人形シルエットの訓練で、人間であっても撃つことができるようにするということです。
人間の脳の中には、人を殺すことをおさえるブレーキが備わっています。
そのブレーキを外さなければ、射撃の腕はよくても、人間を殺すことができないのです。
だから軍隊では、人を殺すのを抑えるブレーキを外す訓練もするのです。そして、ふつうの善良な市民が、殺人マシーンに変えられてしまうということです。
想像ですが、いまは、バーチャルリアリティーで、もっとリアルな動きのある人間を撃つ訓練もやっているのかもしれません。
米軍属女性死体遺棄事件について
軍隊は人を殺すための組織です。軍人は人を殺す訓練もします。人を殺しても平気でいられるようにする訓練もあるといいます。人を殺すことにブレーキがかかるように、人間の本能はなっています。そのブレーキを外す訓練を軍隊ではやるのです。
岡田尊司著「脳内汚染」から引用します。
第二次世界大戦当時、射撃用訓練用に用いられたのは黒い円の標的であった。この訓練が実戦に役に立たないとわかって使われるようになったのが、飛び出し式の人形シルエットである。
人型シルエットが立ち上がった瞬間に狙いをつけ発砲する訓練をつむと実戦での発砲率も数倍に上がったのである。
フォークランド紛争で、アルゼンチン軍とイギリス軍が戦った時、アルゼンチン軍は昔ながらの黒い円の標的を用いていたため発砲率が10から15%にとどまった。それに対して近代装備のイギリス軍はポップアップ式の人形シルエットで射撃訓練を行っていたため、発砲率が9割を超えたのである。
射撃訓練はただ射撃の命中率を上げるためだけではないのですね。
黒い円の標的だけでは射撃の腕は上がるでしょうが、人間を撃つことができない。
それに対して人形シルエットの訓練で、人間であっても撃つことができるようにするということです。
人間の脳の中には、人を殺すことをおさえるブレーキが備わっています。
そのブレーキを外さなければ、射撃の腕はよくても、人間を殺すことができないのです。
だから軍隊では、人を殺すのを抑えるブレーキを外す訓練もするのです。そして、ふつうの善良な市民が、殺人マシーンに変えられてしまうということです。
想像ですが、いまは、バーチャルリアリティーで、もっとリアルな動きのある人間を撃つ訓練もやっているのかもしれません。
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