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Yoji著「お母さん、お父さんのための水道方式入門」をAmazon Kincleから電子出版
  Yoji著「お母さん、お父さんのための水道方式入門」をAmazon Kincleから電子出版いたしました。



 以下は、まえがきと目次です。


水道方式について、関心を持たれる人は少なくないようです。
 ネット上で、「水道方式」を検索すると、一応の説明は出るのですが、これでは水道方式がどういうものか、理解できないだろうと思われます。
 書籍で読むとすると、かなり厚く、専門的なものがほとんどです。
 遠山啓先生の「算数はこわくない: おかあさんのための水道方式入門」も良書ですが、とても厚くて、覚悟を決めなければ、読むことができません。
 お父さん、お母さんたちは、もっとおおまかでいいから、水道方式って何かを知りたいと思っているのではないでしょうか。そういう、お母さん、お父さんのための水道方式入門書を書いてみようと思ったのです。

 ぼくは、大学で心理学を専攻しました。教育心理学の本の中に水道方式の説明があり、興味を持ちました。そして、アルバイトで家庭教師をしたときには、麦の芽出版の「たのしい算数」「たのしい数学」を使いました。そのテキストは、水道方式によるものでした。
教えながら、とてもおもしろい、分かりやすいと感心したものです。
 さて、学習塾「セルフ塾」を始めました。もちろん、数学のテキストは麦の芽出版のものです。そのころ手に入る水道方式についての本、テキストも読みました。国土社の「わかる教え方」もそろえました。
 そして、それをもとに自分で学べる学習書を作成しました。水道方式は、基本的に教授法です。学校の先生が黒板を前にして、生徒たちに教えるようになっているのです。
ぼくは、自己学習できるスキナー教授の「プログラム学習」にも関心がありました。それで、水道方式をもとにして、プログラム学習で、自己学習できるテキストを作成したのです。
 それが、「わかる解けるできる数学中1~3」(民衆社)、「ひとりで学べる算数小学2年~6年」(朝日学生新聞)です。

 さて、野口悠紀雄の著作だったと思いますが、自分で専門家ではないという人の本は読む気になれない、というような主旨のことが書いてありました。
 その通りだと思います。でも、ぼくは書かなければいけません。
「ぼくは水道方式の専門家ではない」、と。
 これは決して謙遜ではありません。真実です。
 ぼくは、自分なりに水道方式を学びはしましたが、専門家の教えを直接に受けたことはありません。研修などにも参加したことはありません。
 水道方式を使って教えはしましたが、研究をしたわけではないのです。まったくの自己流です。
 だから、水道方式の専門家ではないのです。
 ただ、最初に書いたように、気軽に読める入門書がないのなら、ぼくなりのものを書いてみようと思って書いてみたのです。
 この本を読んで、なんとなくだが、水道方式とは何かが分かったという人がいればうれしいです。さらに詳しく知りたい人は、専門家が書いた本に進んでください。

 最近の教科書を見ると、水道方式による説明がけっこうあります。だから、ここに書いてあるのを読んで、なんだ、教科書にある説明ではないか、とくに水道方式という必要はないではないか、と思われるかもしれません。
 以前、文部省は水道方式を嫌って、教科書には取り上げませんでした。水道方式を始めた遠山啓先生は日教組系だということで。
 しかし、現場の教師の努力などのおかげでしょうね。水道方式の教え方の方が分かりやすいということで、教科書に入っていったのです。
 このような経過もあることを理解してくださいね。

目次

まえがき 2

第1章 水道方式とは 5
水道方式の開設者、遠山 啓(とおやま ひらく) 5
理解することを重視する水道方式 6
水道方式の教え方の最大特徴は、タイルを使うこと 7
n進法とは 8
タイルで10進法 9
部屋の位置で位取り 11
位取りと0の発明 12
0は、難しい 13
9664÷8=128 ??? 0は、やはり難しい 14
0を考え、型に分ける水道方式 15
「水道方式」という名前 17
因数分解と水道方式 18
因数分解も、やはり一般公式から 20
半抽象物のタイルで抽象的な数を理解 21
数え主義批判と集合数 22
水道方式は 暗算ではなく 筆算 中心 23

第2章 水道方式での計算指導(小学) 24
水道方式、繰り上がりの計算 24
水道方式、繰り下がりの計算 25
水道方式のかけ算九九の導入 26
タイルでかけ算九九 27
2けた×2けたのタイル算 28
わり算のタイル算 30
約分の概念もタイルでばっちり 31
通分もタイルで、すっきり 32
帯分数、仮分数の理解もタイルですっきり 33
分数のかけ算もタイルで 34
分数のわり算。わり算はわる計算ではなく、1あたりを求める計算 36
分数のわり算では、なぜひっくり返してかけるのか 38

第3章 水道方式での計算指導(中学) 40
負の数の導入 40
正の数、負の数の足し算、タイル算 41
正の数、負の数の引き算、タイル算 42
引き算を、反数の足し算に直す 45
マイナスかけるマイナスはなぜプラス( 正の数、負の数のかけ算) 49
正負のかけざん、タイル算 52
(a+2)と2a, 文字式もタイルで。 53
文字タイルでの説明のしやすさ 54
a+bとab, 2aとa²のちがい。タイルで 55
方程式もタイルで 56
多項式の乗法もタイルで 58
タイルで因数分解 59

第4章 長さ、重さ、面積、体積 61
長さの導入 61
面積の導入 62
重さの導入 63
体積の導入 64
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