セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

超直訳 「We shall overcome (勝利を我らに)」(1)
1960年代にアフリカ系アメリカ人公民権運動が高まる中フォークシンガーピート・シーガーが広め、運動を象徴する歌にしたですね。

① We shall overcome
 この歌詞で、助動詞shallの働きを理解しましょう。

 ヴィスタ英和辞典にはshall の「中心的意味」は
 (神あるいは権威の意思で)そうなるに決まっている。決めてある。必ずなる」
  とあります 。

 ぼくのような無神論者は、こんなところになぜ「神」が出るのかと思ってしまいます。
 人間がどうしようもない、自然の流れのようなものと考えていいでしょうね。

 I shall be ten tomorrow.
 「私は明日10歳になります」
 
 私が10歳になるのは、私の意志ではありません。だれかが邪魔しようとしても10歳になるのは決まっていますね。

 こういうときにshallが使われます。

 will はその点、意志を表します。ただし、現在では、
 I will be ten tomorrow. という言い方の方がふつうになっていますね。

 また、マッカーサーがフィリピンを去るときに
 I shall return. と言ったそうですね。

 これは、 I will return. 「私は戻ってくるつもりだ」と、マッカーサーの意志というよりも、

 「私がもどってくることは、決まっていることなんだ」、という意味がこめられているもです。

 We shall overcome の overcomeは「打ち勝つ」という意味。

 だから、
 We shall overcome. は
 「私たちは打ち勝つことになっているんだ」という意味になります。

アフリカ系アメリカ人公民権運動で、なかなか前に進まない。くじけそうになる。
 でも、戦い続けていれば、
 We shall overcome.「私たちは打ち勝つことになっているんだ」

 ということですね。そういうのが自然の流れで、歴史の当然の流れなんだということです。
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