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相模原障害者施設殺傷事件と「罪と罰」のラスコーリニコフ、そしてヒトラー
 相模原障害者施設殺傷事件は、とてもいたましい事件です。

 元施設職員の植松聖(さとし)容疑者(26)は、
「重度の障害者は生きていても仕方がない。安楽死させた方がいい」と話していたそうです。

 それを聞いて、ぼくはドストエフスキー著「罪と罰」のラスコーリニコフを思い出しました。

人の生き血を吸うことしかしない老婆に、生きる価値などあるのか。老婆を殺せば、借金に苦労している人が救われる。金を奪えば、閉ざされようとしている自分の将来も開ける。そんな恐ろしい考えが、ラスコーリニコフの心をとらえていきます。


名著28 ドストエフスキー『罪と罰』:100分 de 名著

 そして、老婆を殺し、金を奪います。

 要するに、死んだ方がいい人間がいる、という自分勝手な哲学によって、人を殺してしまうのですね。

 そして、ヒトラー。
 周知のとおり、
 彼は、ゲルマン人は優秀な人種、ユダヤ人は有害な人種という哲学によって、ユダヤ人を殺してしまいます。

 植松聖、ラスコーリニコフ、ヒトラー、共通している気がします。

 ただ、それを単なる対岸のできごとと考えていいのか。

 

 浄土真宗の親鸞は次のように言っています。

「わがこころのよくて、ころさぬにはあらず。また害せじとおもうとも、百人千人をころすこともあるべし」
訳「私の心が善いから、殺さないのではない。また、殺さないでおこうと思っても、百人千人を殺してしまうことのもあるのだ」


 植松聖、ラスコーリニコフ、ヒトラー、
 これらは、ぼくと全くちがう人種ではなく、ぼくにもその可能性がある、それではどうするか。考えなければいけませんね。
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