セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

ハイビーム使用で横断死亡96%の意味すること
 昨日、昼に、たまたまテレビをつけるとワイドショーをやっており、次のニュースが話題になっていました。

 歩行者が夜間に道路を横断中、車にはねられた昨年1年間の全国の死亡事故625件のうち、96%の車のライトがロービームだったことが警察庁の調査でわかった。


 そして、司会者やコメンテーターなど出演者みんなが、ロービームでは事故になるんだ、ハイビームにしたほうがいいんだ、などという意見を言っていました。

 その96%なる数字を、そのまま信じるのかと不思議に思いました。

 では、次のような調査結果が出たら皆さんどう思いますか。

 歩行者が夜間に道路を横断中、車にはねられた昨年1年間の全国の死亡事故625件のうち、99%が靴をはいた歩行者で、げたをはいて横断した歩行者は1%だったことが警察庁の調査でわかった。

 それからすると、下駄を履いていたら交通事故にあわないんだ、と言えるでしょうか。もし、そのままそう思う人はもっと考えてもらいたい。

 今日本人で下駄を履いてる人は何パーセントいるでしょうか。1%にも満たないでしょう。ほとんどの人が靴を履いています。とすると、交通事故にあうのは靴をはいた人が99%でもおかしくありません。靴かげたかの話ではありません。

 僕は車を運転しますが、時間的に言うと99%以上はロービームです。

 対向車や前にいる車に迷惑だからです。
 ロービームの時間がほとんどです。山の中を走る時はたまにしかありません。

 だから、事故のうち、ロービームで走っていた割合が96%になると言っても、それをそのままロービームかハイビームかと問題にはなりません。

 ハイビームにしましょうというわけにはいかないでしょう。

 今日この記事を書くために検索をすると次のページを見つけました。

ハイビーム使用を…横断死亡96%が「下向き」

 そして、それには、次のようにあります。

 昨年の死亡事故が213件と、都道府県別で最多だった愛知県では、夜間の歩行中の死亡事故50件のうち、ハイビームは1件だけで、残りはロービームや消灯だった。同県警の検証では、このうち26件でハイビームを使っていれば、ドライバーも歩行者も互いに早く気付き、命が助かった可能性が高いという。


 「50件のうち26件」です。およそ50%。96%ではありません。

 ハイビームにしたほうが事故が防げることはあるでしょう。対向車や前に車がないときには、ハイビームにすべきです。

 でも、96%という数字だけで、そのままハイビームの方がいいということにはならない、ということはワイドショー出演者も分かってもらいたいと思いました。

 96%のほうがインパクトは強いでしょうが、50%という数字をつかうべきだと思います。

こんなふうにして、数字にだまされることがあるんだなと思いました 。 
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