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中国では、ふりがな(ルビ)は?
 日本で文字を学ぶ時には、まずひらがな、カタカナを学び、そして漢字を学びますね。

 教育漢字でだけで1006字の漢字を学びます。そして常用漢字(2136字、その数には教育漢字を含みます)。

 ただ、仮名が分かるので、ふりがなをつければ、どんな漢字でも読むことができます。便利ですね。

 さて、僕は以前から疑問に思っていたことがあります。
 中国ではどうなんだろうか。

 中国は、漢字だけの国です。ひらがな、カタカナはありません。
 発音記号があるのでしょうか。そういう話も聞いたことがありません。僕が知らないだけなのかもしれない、とも思いました。

 さて、 平凡社新書松岡正剛著「白川静 漢字の世界観」を読みました。そこに次のようにあります。

 中国人は、漢字1文字ずつの発音をどのように表記していいか、長い間ほったらかしにしていたのです。工夫をしてこなかった。むろん、発音記号にあたるものもなかったし、後の日本のかなにあたるものもついに発明しなかったのです。
 そこでもっぱら言葉に詳しい者が漢字を読誦して読み聞かせ、各自が漢字の読み音を学んでいたのですが、だからこそ、中国では読み書きの学校や塾のようなものが早くから発達したのですが、しかし、それでは各地で発音が異なってきます。実際には、広大な中国大陸では、今なお地方による漢字の読み方がかなり異なっています。


 先生から漢字の読み方を教えてもらうしかなかったのですね。
 例えば、「東」は「とう」、「京」は「きょう」と読むんだよ、
 と先生が話すのを耳から聞いて覚えるしかなかったわけです。

 さらに続きます。
 

そこで、6世紀の梁の時代の前後に、漢字の音を漢字で当てはめるという方法が工夫されました。これを「反切」といいます。
 例えば、東という漢字をどう発音するかというとき、「徳紅反」という風に示して、(日本の漢字音でいえば)「東という文字は、徳のtokuと紅のkouの、徳はtokuのtを、紅はkouのouをとって touと 読みなさい」というふうにしたのです。


 「徳紅反」の「徳(toku)」の子音、「紅(kou)」の母音を組み合わせて[tou]という発音になる、ということで表したのでしょうね。

 これだと、いちおう、漢字の発音は分かります。漢字辞典のようなもので読み方を説明する言葉できるはずです。

 ただ、ふりがな(ルビ)というものにすることができませんね。

 私たちの先人は、ひらがなカタカナという文字をよくぞ発明してくれたものです。感謝しなければいけませんね。

 中国は、日本から仮名を輸入すればいいのに。

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