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仮借文字は当て字
 漢字の成立と用法で分類すると、象形文字・指事文字・会意文字・形声文字・転注文字・仮借文字の6つになります。

 そのうちの一つ仮借(かしゃ)文字を辞書で調べると、

漢字の六書 (りくしょ) の一。音はあるが当てるべき漢字のない語に対して、同音の既成の漢字を意味に関係なく転用するもの。食物を盛る高い脚の付いた器の意の「豆」の字を、穀物の「まめ」の意に用いる類。


 この説明で分からないことはないですね。

 昔、中国の人たちはまず象形文字を作っていきます。
 山の絵を描いて絵文字にし、段々簡略化して「山」という文字ができてくるのです。

 そういう風にしてたくさんの象形文字を作りました。

 でも、いちいちそれで作るのは大変です。

 穀物の「まめ」の象形文字を作ろうと考えますが、面倒だなと思ったのでしょうか、別の方法を考えます。

 その頃には、食べ物を盛る高い脚のついた器の象形文字「豆」は作ってありました。

 それの発音は「トウ」です(正確に言えば違うかもしれませんが)。

 穀物の「まめ」も「トウ」と言いました。同じ音です。

 それで穀物の「まめ」も同じ発音だからと「豆」にしようということになったのでしょうね。

 このように音を借りた漢字を仮借(かしゃ)文字というのです。

 さて、それについて考えていると「当て字」のことではないかと思ったのです。

 当て字とは、

日本語を漢字で書く場合に、漢字の音や訓を、その字の意味に関係なく当てる漢字の使い方。狭義には、古くから慣用の久しいものについていう。「目出度 (めでた) し」など。借り字。


 最近は、外来語はなんでもカタカナで書きます。
 でも、明治時代はそうではなかった。漢字で書き表そうとつとめたのです。

 英語のcoffee。をいろいろ考えて、「珈琲」と語句を発明したのです。そのままだと「カヒ」という発音なのでしょうね。でもよく似ています。

珈の意味は「婦人のかみかざり」
琲の意味は、玉をたくさん連ねた飾り。
だそうです。
 コーヒーとはまったく意味がちがいます。

 音が似ているというだけですね。
 古代の中国人もこのようにして、穀物の「まめ」の漢字を「豆」にしたのでしょう。

 なお、「仮借文字、当て字」で検索すると、ウィキペディアには、次のようにありました。仮借文字はやはり当て字の一種だったのです。

仮借(かしゃ、かしゃく、假借)とは、漢字の造字法および用字法を説明する六書(りくしょ)の一つ。その語を表す字がないため、既存の同音あるいは類似音をもつ字を借りて表記することをいう。当て字の一種だが、特に一字で表記し、定着して後まで伝わったものを指す。

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