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なぜ九は象形文字で、五は仮借文字なのか?
漢字には,その成り立ちによって象形文字や仮借文字などがありますね。

象形文字(しょうけいもじ)とは、ものの形をかたどって描かれた文字からなる文字体系で、絵文字からの発展によって生まれたと考えられている。

仮借(かしゃ、かしゃく、假借)とは、その語を表す字がないため、既存の同音あるいは類似音をもつ字を借りて表記することをいう。


 さて、白川静著「常用字解」の「五」の項目から引用します。

 (解説)仮借。木を斜めに交差させて作った器物の二重の蓋の形。これを数字の五に用いるのは、その音だけを借りる仮借の用法である



 ということで、五の文字は仮借文字に分類されています。

 さて、次は数字の九の項目です。

 (解説)象形。身を折り曲げている竜の形。(中略)
数の九の意味に用いるのは、その音を借りる仮借の用法である。


 数字の五は仮借文字と分類されているのに、なぜ九の字は象形文字になっているのか。

 別々に考えると分からないこともないです。

 数字の九は、もともとは竜の象形文字だったわけです。それの音を借りて数字の九になった。
 仮借文字は、借りるのですから、元々の漢字があったはずです。それが、九の場合、象形文字だった。

 それで、象形文字に分類した。

 でも、同じように考えると五も象形文字に分類した方がいいのではないでしょうか。

 五という意味では仮借文字ですが、木を斜めに交差させて作った器物の二重の蓋という意味では、象形文字に分類されるはずです。

 何が違うのか。
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