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「友」は、なぜ横一から始まるのか
 昨日は、左右の書き順について書きました。
 今日は「友」の書き順についてです。

 「友」の書き順は, 「一 ノ 又」ですね。

 さて、白川静著「常用字解」には
 「友」の成り立ちは、右手2つが並んでいるというものです。
tomo友白川

 手を取り合って助け合うということから「友」の意味ができたとのこと。
 面白いですね。

 ただ、書き順の観点から見ると、右手2つだとおかしくなります。
 「右」は、ノが先です。でも、「友」の書き順は左手と同じ横一から始まります。

 さてどうしてでしょうか。

 尾上兼英監修「旺文社小学漢字新辞典」でも、「友」の成り立ちは、白川さんのものと同じような説明です。

 次に、藤堂明保編集の「小学館例解学習漢字辞典」で「友」を調べてみました。
tomo友藤

 これには、何と左手と右手が描かれているのです。

 かばうように曲げた手を2つ合わせた字で、「仲良くかばい合う仲間」という意味を表す
 とのこと。

 左手と右手なら書き順はまさにその通りです。「左」は横一から始まるので、「友」の書き順と全く同じになります。

 白川静さんと藤堂明保さんの考え方が違うのはよく知られていることです。

 同じ漢字で2人の解釈が全く異なります。そういうのは多く見てきましたが、古い字の形が違うのは僕のあまりないように思います。僕はそれほど多く漢字を見たことがないし、そのつもりで見てもいないのですが、なぜでしょう。

 昔の字が、左手と右手のものと、右手と右手のものがあるのでしょうか。

 その辺りは全く詳しくないので知りません。

 それでは書き順で考えると、藤堂明保氏の、左手と右手というのがスムーズに理解できるのでそちらの方が正しいと言っていいのか。

 ただ僕は白川静氏の書いている、右手右手でもあり得ると思います。

 言葉の乱れというのがあります。言葉は時代によってどんどん変わってきます。
 書き順も変わります。

 もともと右手右手で、ノから先に書いていたのだが、だんだん乱れて横一を先に書くようになった、というのも十分にあり得ることだと思います。

 さあ、真実はどこでしょうか。
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