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一筋縄ではいかない、象形文字と会意文字の順序
 山や木などを象形文字と言いますね。山や木の絵を描いた絵文字から、それを簡単な線やや点で表して行くと象形文字になります。

 さて、林や森などは、会意文字と言います。2つ以上の漢字を組み合わせて漢字を作るのです。

 木を2つ組み合わせると林になり、2つだと森になります。よくわかりますね。

 そう考えると、象形文字が先にできて、それらを組み合わせて会意委文字ができる、会意文字の部分の漢字が象形文字という順序です。

 でもなかなか単純にはそう行かないのがあります。

 「系」は、「ノ」と「糸」でできています。それを考えると、「糸」の方が象形文字で「系」の方は会意文字だという説明ならわかります。

 でも逆なのです。
 「糸」は会意文字です。そして「系」は象形文字なのです。

 なぜか。
 糸はもともとは「絲」だったとのこと。糸という漢字2つでできた文字だったです。
カイコの出す糸を二つ並べて、細いより糸を表したのだそうです。

それが簡単になり「糸」という文字になったのです。それで、もとの「絲」を考えて会意文字としたのです。

 「系」は全体として、飾り糸を連ねて垂れている形だそうです。
 ということで象形文字です。

 他にもあります。「岩」は「山」と「石」でできています。
 ですが、石は会意文字で、岩は象形文字です。

 石は「厂(がんだれ)と 口とを組み合わせた会意文字。
  厂は山の崖の形。口はサイで神への祈りの文である祝詞を入れる器の形である。 大きな岩石は神の宿るところとして祭りの対象とされサイをそなえて神に祈った」とのこと。

 岩は元々は、もとの字は嵒で 山の上に岩石が重なっている形を表したもので、象形文字だそうです。

 「異」は、田と共です。でも、「異」は象形文字で、「共」には会意文字です。

 共は、両手にそれぞれものを持ってささげている形。左右の手をともにささげるので「ともに、とも」という意味に使う、のだそうです。

 左と右が合わ組み合わさってできた漢字で会意文字。

 「異」は
 鬼の形をしているものが、両手をあげて、恐ろしい姿をしている形。普通と違った姿のものであるから「ことなる、すぐれる」の意味となる

 のだそうです。
 両手の部分は「共」になったのですが、全体を考えて象形文字にしたというのでしょう。

 それぞれの漢字の説明は「白川静博士の漢字の世界へ」からです。

 とにかく一筋縄ではいかないなと感じています。


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