セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

算数はできるだけ 早く終わらせる
 神奈川県のN様から長いお便りを頂きました。ありがとうございます。
 いくつかご質問がありますが、その中で今日は一つお答えいたします。
 長いので、ぼくなりにまとめて書きます。

Yoji著「ひとりで学べる算数」を使って学習を進めています。
お子様は小学一年生です。
 先取り学習をしています。
 (そのように先取りする理由、そして現在のどのような学習をしているのか詳しく書かれていますが、長いのでそこは省略いたします)

 先取りをしているが、教科書レベルで進めるか、ほり下げながら同学年で進めるかは難しいなと思っています。

 今のところ中学受験はするつもりはない。公立の中高一貫は受けるかも。
 それでどこまで深く掘り進めるか悩んでいます。


 ご回答いたします。

 最近読んだ、野口悠紀雄著「「超』集中法」にそれに関して書かれています。
 僕も同じ考えなので、それを引用してみます。

 全体を俯瞰する上で重要なのは、できるだけ高いところまでのぼることです.
とにかく進む。途中でわからないところがあっても、とにかく行けるところまでのぼってしまうのです。

 この方法がなぜ有効かと言えば、狭い範囲でコアを見出しても、それがより広い範囲ではコアではないというケースがしばしばあるからです。
 
 (中略)
 この方法は特に数学の場合に有効です。できるだけ早く、できるだけ高いところのぼってしまうのです。
 するとそこに至るまでの概念や理論の位置付けが分かり、なぜある概念が必要なのか、個々の概念がどのようにつながっているのか、どの程度の重要性のものなのか、と言ったことが分かります。

 進んだ段階から見れば、それまでのところはよくわかるのです。
 従ってもし可能であるならできるだけ早くできるだけ広い範囲を ざっと 勉強してしまうのです。

 例えば高校1年生なら、高校の全課程をできるだけ早く勉強する。
 理解できないことが多少残っても構わないで、どんどん進むのです。
 (引用終了)


 僕もそのように考えています。

 全くわからないまま進むのは問題ですが、一通りわかっているなら、「ひとりで学べる算数」をどんどん先に進めて、上の学年まですすめても構わないと思います。

 その時は 70%ぐらいしか理解していなくても、あとの学年の内容を学ぶことによって、前のことが十分に理解できるようになることがあります。

 例えば、小学生の頃に算数が苦手だった生徒が、中学生になってセルフ塾に入り、中学生の数学から始めても、十分に対応できました。

 中学から学習して数学が得意になった生徒が少なくありません。

 パーフェクトに進める必要はないと思います。

 ただ画一的に考えないで、お子様の様子を見て、もっと他の問題集をさせた方がいいなと考えたら、そのようにしてもいいと思います。

 学習には絶対にこの方法というのはありません。柔軟に対応してもらいたいです。

 それから Nさんは、
 先取りをするにあたり、
 「こんなの簡単だし」とか「なんで解けないの」などは、絶対に学校で言わないように約束しているとのこと。

 とても大切なことですね。
 僕も生徒にはそこのところは十分に注意するように話していました。
 でもやはり自慢してしまう生徒も中にはいましたが。

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