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「『学力』の経済学」批判・・・..少人数学級には効果があるのか(2)
 アメリカコロラド大学のグラス教授とスミス教授が

1学期当たりの生徒数と学力の間には負の相関関係があり、特に1学級当たりの生徒数は20人以下となるのが望ましい
 という研究を発表しました。


 というのを前の記事を紹介しましたが、

 「『学力』の経済学」には、
 慶応技術大学の赤林教授らが行った実験結果が紹介されています。それによると次のようになったそうです。

 少人数学級の因果効果は、小学生の国語には学級規模が1人小さくなると偏差値が0.1上昇する効果が確認されていますが、小学生の国語以外の科目や中学生には効果が見られませんでしたという実験結果を述べています。


 それで

 少人数学級になると、きめ細かい指導ができるなどという根拠のない期待や思い込みで、財政支出を行うのは極めて危険だ


 と、著者の中村氏は述べています。

 それについて考えてみます。

 僕は、多人数学級と同じような授業を行えば、少人数学級になっても学力は上がらないのは当然だろうと思います。

 テレビが変わってきましたね。
 以前のテレビは一方的な放送でした。テレビ局が番組を流し、視聴者が受け取るだけです。

 それが、デジタル放送になり、テレビがインターネットに繋がるようになりました。

 視聴者の意見がテレビに反映されるようになりました。アンケートもすぐにとることができるようになっています。

 双方向性の番組ができるようになったのです。

 少人数学級になると、そういうことが可能になります。

 先生が黒板の前で話し、それを生徒が受け取るという一方向性の授業ではなく、生徒がどの程度できるのか、生徒の進み具合を、少人数になると先生は見ることができるようになります。

 つまずきにすぐ気づくようになるはずなのです。

 でも多人数授業に慣れている先生は、少人数学級でしかできない授業授業にはまだ慣れていません。

 そのノウハウもこれから一つ一つ築き上げていくべきでしょう。

 今単純に多人数と少人数の学級のを比べても差がないのは当然なのです。

 少人数でしかできない授業をこれから築いていけば、学力の向上が望まれるのではないでしょうか。

 それは「根拠のない期待や思い込み」だとは思われません。

 そういうところまで見据えて実験を行わないといけないのではないでしょうか。
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