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「生き様」という言葉
 池上彰・竹内政明著「書く力」を読んだのですが、その中の池上さんの発言で次のようにあります。

 人の文章で気になるところといえば、私は「生き様」という言葉があまり好きではないんです。ちょっと言葉に酔っている感じがするんですね。「生き方」で十分ではないかと思うんです。


 それを読んで思いました。

 野口悠紀雄さんの著作にも「生き様」は駄目だというのがあったのです。

 野口悠紀雄著「『超』文章法」の215ページに次のようにあります。

 「生きざま」は「死にざま」からの転用で、本来は誤法である。


 別の本でも述べられていて、そこではもっと長めに、だいぶ厳しく「生きざま」という言葉を批判していたように思いますが、探し出すことができませんでした。

 僕は、野口悠紀雄さんの本を読んで後は、「生き様」という言葉は使わないようにしていますが、一般では本当によく使われていますね。もう辞書にも載っています。市民権を得ているのです。

 野口悠紀雄さんと池上彰さんという言葉にこだわる人達はそういうのにも注意しているのです。

 という文が頭に浮かんで後、この「こだわる」という言葉も誤った使い方と書いてあったのを思い出しました。

 「書く力」の184ページに

 「こだわる」です。本来は良い意味では使いません。
 (中略)
 固執してはいけない時に固執するのが「こだわる」本来の意味なのに、今は「妥協しないで取り組む」の意味に使われています。
 こうなってくると、本来の悪い意味で使うほうが間違っているように見えてくる。だから私は最近「こだわる」という表現そのものを避けるようになってしまいました。


 ということで、
 野口悠紀雄さん、池上彰さんといった言葉に細心の注意を払っている人は・・・・

 という風な表現にすべきなのでしょうか。難しいですね。

 僕はたくさんの間違った言葉の使い方をしているのだと思います。恐ろしいですね。恥ずかしいです。

 そう思うと、「書く力」を読んで、かえって文を書くことが難しくなったのかもしれません。

 でも、そこは素人なのだと居直って書き続けようかな。
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