セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

できない子は自ら「わからない」とは言わない
 ある小学校で、ボランティアで算数の指導をしています。

 どのような子が来て、どの部分を教えるかは学校の先生に任せています。

 僕はやってきた子ども達に、その部分を教えるだけです。一度に1~5人くらいです。教科書やドリルなどです。

 様子を見るために、最初は「自分でやってごらん。そして分からない所は質問して、そこのところを教えるから」といってさせます。

 勉強のできる子はそれで問題がありません。自分で学習を進めて、分からない所は「ココがわからないので、教えて」と質問します。

 僕はその子に会わせ、その子が理解しているか、顔色を見ながら、ちょこちょこと教えて、それでおしまい。
 その子はその次に進みます。

 15分ほどして、みんなの進み具合を見ます。
 すると、全くできない子が少なくないのです。

 できない、わからないのに質問は全くしません。

 それでその段階になって、僕はその子に合わせながら、少し引っ張る感じで指導をしています。

 できない子は、自ら、分からないから教えてということはないのです。

 授業の時も「分からない」とは言わないのですね。

 そこで思い出す生徒がいます。Mさんとします。とても明るい子です。
 Mさんは決して出来ない生徒ではありませんでした。それなりにできます。

 でも、その学年はとても優秀な生徒が集まっていました。相対的に Mさんは学力の低い生徒ということになります。

 セルフ塾は、自分で学習を進めて、分からないところだけ習いにくるというシステムでした。

 日頃の学習は問題ありません。分からないところは積極的に習いに来ました。

 定期テストや入試前には、一斉に黒板の前で授業をすることがあります。

 説明して後、わからないところはないか、問いかけるのですが、 Mさんはわからないということで質問をすることがありませんでした。

 そして、普段の自己学習に戻ってから、習いに来ます。
 「さっきの一斉授業の時に質問すればいいのに」と言うと、
 「わからないのは私だけで、みんなはわかるのだから迷惑になるでしょう」と言うのです。

 周りに気兼ねをするのですね。

 こんなことも分からないのか、と思われるのもいやなようです。

 できない子はそういう心理が働くのかもしれません。
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