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父の兵役逃れ未遂
 昨日は「母と教育勅語」を書きました。
 母から父の話を聞きました。父はもう30数年前になくなっています。

 父の兵役検査の時です。
 馬に乗ってやってきた軍医は、一中時代の同級生前原先生でした。
 
 前原先生はぼくもよく知っています。ぼくが子どものころ家にもたびたびやってきました。

 父は前原先生に頼みます。
 「(兵役検査で)落としてくれ」と。

 すると、先生は
 「今は、腕がなくても、足がなくても合格にする時だ。
 あんたは五体満足ではないか」と言われました。
 そして、もちろん合格。

 「兵役逃れ」というものでしょう。
 テレビドラマなどで見ると、父のこのような発言は「非国民」として石でも投げられますね。

 もちろん、僕はそれを批判するつもりはありません。
 無益な戦争のために命を失うより、逃げる方がいいのですから。

 まだあります。伝令係になった父はあちこちを移動していたそうです。

 そのうちに沖縄戦での負けも濃くなり、避難民が北部の方に移動するのを見て、それに合流したのです。脱走です。

 とにかく命が惜しかったのでしょう。

 そのような話を母から聞いていると、妻が言いました。

 妻の父親にも召集令状(赤紙)が来ました。
 でもその時にはもう沖縄では米軍の艦砲射撃が始まっていて、ひどい状態です。

 こんなになってから兵隊になるものかということで、集合場所には向かわずに、逆の北部のほうに逃げていったとのこと。

 テレビドラマでは、日本国民全てが日本の勝利のために尽くしているように見えますが、そうでもなかったのでしょう。

 昨日の母の母と教育勅語に Facebook でNamihiraさんから 沖縄だからでしょうかというコメントをいただきました。
 そうかもしれませんね。

 とにかく、沖縄は本土とは違います。

 戦前も皇民化教育が徹底されなかったのでしょうか。
 それとも本土でも見えないところではそういう動きもあったのでしょうか。

 妻が、そのことをブログに書くなら、父は本当は真面目な人だったということも付け加えてほしい、と言いました。
 不真面目さから逃げたのではないということを知ってもらいたいとのことです。

 僕は舅とは何年も一緒に住みましたが、本当に真面目な人です。

 僕の父も真面目な人です。固すぎるぐらいでした。
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