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漢字の書き方の練習と行動分析学のフェイドアウト
 漢字の学習書を作っています。それには漢字の書き方の練習も入れます。

 その時に、行動分析学でよく使われるフェイドアウトという方法を意識的に取り入れてみました。

 書き方の練習は次のようになっています。わかりやすくするためにカタカナの「カ」です。
kanji1.jpg

 一つ一つ説明します。
 1番目は薄く書かれた「カ」の文字に書き順の番号を添えてあります。これは書き方の練習書にはよくありますね。
kanji2.jpg

 それを参考にしながら、なぞって書くようにします。

 2番目の枠は、薄く書かれた「カ」の文字だけです。書き順の番号はなくなっています。1番目の書き順番号が添えられた字はすぐにみることができます。
kanji3.jpg

 3番目。点だけが並んでいます。
 書くときの始点と終点、そして角の点、始点終点の中間点が打たれているのです。
 それを参考にして、文字を書くようにします。
kanji4.jpg

 4番目
 真ん中の点がなくなりました。始点と終点そして角の点だけです。
kanji5.jpg

 5番目
 終点もなくしました。あるのは始点と角の点だけです。
 kanji6.jpg

 6番目からあとは、点がありません。手がかりはありません。前でやったのを見ながら練習します。

 このように徐々にヒント、手がかりを少なくしています

 レコーディングで、音量を徐々に絞りながら曲を終了することを音楽用語でフェイドアウトと言います。

 行動分析学では、新しい行動を作るときに、最初は手を添えたり、ヒントを出したりという援助を行いますが、それを徐々に取り除いて、援助がなくても自分でできるようにする方法をフェイドアウトと言います。

 自転車乗りの練習で、最初はお父さんが後ろで支えながら自転車に乗りますが、そのうちに支えをなくしていきますね。あれです。

 それを漢字の練習に意識的に取り入れてみたのです。

 書店で漢字の練習の本をいくつも見たのですが、このようにフェイドアウトを用いたの ありませんね。
 僕が知る限りぼくのが最初です。
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