「十」は読めますね。もちろん「じゅう」で、算用数字の10.
「廿」。これは常用漢字ではないので読めない人もいるかと思います。
20(にじゅう)です。
そして、「丗」は、30(さんじゅう)です。
漢数字、「一、二、三」は棒を横に並べたもの。昔は「4」も横に4つ並べたものだったそうです。
それに対して「十」は縦に1本。それに印を入れ、長く変化して、十になったのです。
そして、廿は縦に2本並べて、横に印。
丗は縦に3本。
分かりやすいですね。
以上のことは、漢字の弱い僕もなぜか知っていました。
さて漢字の学習書を作っています。漢字を分解して、どんな部分でできているのかを見ています。
廿は「革」にふくまれていますね。成り立ちとは関係ないのですが。
それでも、「革」は、廿+口+十 とすれば分かりやすい。
丗は「帯」に含まれています。これも成り立ちとは無関係。
さて、「無」を見ながら、これはもしかしたら40なのではないかと思って調べていたら、「卌」という字があったのです。意味は40。
縦に4つ棒を並べて、一で印をいれたもの。
これも「無」の成り立ちとは関係ないようです。
「無」の成り立ちは
そういえば「舞」にも「卌」が含まれていますね。
無の成り立ちと「卌」は関係ないのですが、
「無 = ノ+一+卌+一+灬(れんが)」と分解することができますね。
そうすれば覚えやすいと思います。
「廿」。これは常用漢字ではないので読めない人もいるかと思います。
20(にじゅう)です。
そして、「丗」は、30(さんじゅう)です。
漢数字、「一、二、三」は棒を横に並べたもの。昔は「4」も横に4つ並べたものだったそうです。
それに対して「十」は縦に1本。それに印を入れ、長く変化して、十になったのです。
そして、廿は縦に2本並べて、横に印。
丗は縦に3本。
分かりやすいですね。
以上のことは、漢字の弱い僕もなぜか知っていました。
さて漢字の学習書を作っています。漢字を分解して、どんな部分でできているのかを見ています。
廿は「革」にふくまれていますね。成り立ちとは関係ないのですが。
それでも、「革」は、廿+口+十 とすれば分かりやすい。
丗は「帯」に含まれています。これも成り立ちとは無関係。
さて、「無」を見ながら、これはもしかしたら40なのではないかと思って調べていたら、「卌」という字があったのです。意味は40。
縦に4つ棒を並べて、一で印をいれたもの。
これも「無」の成り立ちとは関係ないようです。
「無」の成り立ちは
大昔の字は、人が鳥の羽を持って踊る様子を描いたもの。舞さんの元になる字。神の前で舞を舞って「ないものをねだる」こと。そこから「ない」という意味になった(藤堂明保編「例解学習漢字辞典」)
そういえば「舞」にも「卌」が含まれていますね。
無の成り立ちと「卌」は関係ないのですが、
「無 = ノ+一+卌+一+灬(れんが)」と分解することができますね。
そうすれば覚えやすいと思います。
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