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季節風と気団の関係
 ひろこさんから質問メールをいただきました。
 ありがとうございます。

送信者:ひろこ
日付:2017/08/28 15:14:18
件名:季節風と気団の関係
ホスト:133.204.234.167
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季節風がわからなくて検索して
http://selfyoji.blog28.fc2.com/blog-entry-3320.html

を読みました。とてもよくわかりました。

授業では、
   冬にはシベリア気団が発達する
  ↓
   気団は空気の塊で高気圧だから、高気圧から低気圧に向かって風が吹くと習いました。

気団が発達するから季節風が吹くのか、季節風が吹くから気団が発達するのか、
どちらが正しい理解ですか?
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ひろこさん、質問メール、ありがとうございます。

 いい質問ですね。
 ぼくは、そんなふうに考えたことがなかったので、いい勉強になりました。

 さて、

A: 気団が発達するから季節風が吹くのか、
B: 季節風が吹くから気団が発達するのか、

 二者択一で、ひとつしか選べないのなら、
Aの気団が発達するから季節風が吹く をぼくは選びます。

 ただ、この2つは相互作用しています。つまり、お互いに影響しあっているのです。
 Bの季節風が吹くから気団が発達する という側面ももっています。

 冬には、太陽の日差しが弱くなり、気温が低くなります。
 そこが出発点です。

 それから、水は、温まりにくく、ひえにくいという性質を持っています。
 逆に、陸地は、温まりやすく、冷えやすい。

 だから、冬になり、日射量が少なくなると、陸地の方が海に比べると気温が低くなります。

 ここで、「比べて」ということだということに注意してください。
 陸地は陸地だけでいろいろ決まるのではなく、海との関係で決まるということです。

 陸地は気温が低くなって、下降気流が起こりますが、海と比較してのことです。海より気温が低いから、陸地で下降気流になります。

 陸と海をつなぐのが季節風です。

 陸で下降気流が起き、それが季節風として、海に向かって吹き出します。

 気団ができたから、季節風が起きるのです。そういう意味で、「A: 気団が発達するから季節風が吹く」です。

 すると、陸の地表面では、季節風で空気をもっていかれるので。空気が薄くなってしまいますね。だから、さらに下降気流が強くなります。

 このように、季節風が高気圧(低気圧も)を発達させてもいるのです。

 今度は季節風が気団の発達に手を貸している。

 気団と季節風が一方だけに影響を与えているのではなく、季節風も気団に影響を与えているのです。

 ご理解できたでしょうか。

 それへの返事をいただきました。

selfyojiさま、

さっそくお返事いただきましてありがとうございます!
説明、よくわかりました。

日照量の変化
 ↓
陸と海のあたたまりやすさの違いで
陸or海に気団ができる
 ↓
季節風
 ↓
季節風が気団をさらに発達させる

スッキリ!!

ありがとうございます。

ひろこ




 お役に立てたようで僕も嬉しいです。

 さて書き忘れたことがあるので追加して書きます。

 水(海)が陸地に比べて温まりにくく、冷えにくいということ。

 真夏に海辺に行ったことがあると思います。

 砂浜を歩くのも大変なくらい、砂が熱くなっていますね。

 その時に海の中に入ったら、水がひんやりして冷たいのが分かると思います。

 太陽が当たっても海の水の温度はそんなに上がらないのです。

 逆に真冬。
 寒くてブルブル震えますね。

 そういう時に水に入るという経験はあまりないでしょうが、海の中に入ると暖かいという感じがするくらいです。

 水は陸地よりも冷えにくいことが分かります。

 そういうイメージがあれば、海が陸地に比べて温まりにくく、冷えにくいというのが実感できると思います。


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