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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

自己犠牲を伴う利他的行動は利己的遺伝子で説明
 きのうは

人間の行動は全て自分の欲求を満たすため
を書きました。

 そこで

自己犠牲を伴う利他的行動については今横に置いておきましょう

 と書きました。

 きょうはそれについて書きます。

 自己犠牲を伴う利他的行動は、自分の欲求を満たすということでは説明が難しいです。

 激しく燃える火の中に自分の子どもを助けに入っていく母親のような行動ですね。

 自分の欲求というとき、自分の命を守るのが第一です。
 自分の命より、自分の子どもや仲間を守る欲求がそれぞれの人間にはあるのだ、といってもいいのですが、なぜそうなのかの説明がなされないといけない。

 利己的遺伝子による説明はぼくにはわかりやすかった。

利己的遺伝子説とは、リチャード・ドーキンスが提唱した進化学説である。ドーキンス説では、遺伝子が個体よりも優先する。遺伝子は、自己に似た遺伝子を増やすことを目的とし、そのために個体を利用する。


 遺伝子が生き延びていくことを第一とするのです。
 人間をふくむ動物、植物はその乗り物にすぎない。

 遺伝子はその乗り物が古くなったら捨てて、新しい個体に乗り換えるのです。子どもを産んで、そして親は死んでいく。

 そうすることで遺伝子は生き延びていきます。

 擬人的に説明すると、

 燃え上がる火の中に子どもがいる。それを母親が見ている。その母親に、母親の遺伝子が命令します。
 「自分と同じ遺伝子があの子の中にはある。おまえ(母親)はもう古い。おまえは死んでもいいからあの子を助けろ。そうすれば遺伝子の半分は生き残れる」

 日常の親の子を思う行動も、新しい乗り物である自分の子どもに自分の遺伝子が乗り移っていて、それを守るためのものです。

 このように新しい乗り物に次々乗り換えて、遺伝子が生き延びていく、というように考えれば、利他的行動も理解できます。
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