FC2ブログ
セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

すっぱいぶどう
 きのう書いた「曲(きょく)なれば全(まった)し」は,「合理化」だったのかなあ,と振り返ってみました。

 「合理化」とは,フロイトの自己防衛機制のひとつで「満たされなかった欲求に対して、都合の良い理由を付けて自分を正当化しようとすること。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E6%A9%9F%E5%88%B6

 よく例に出されるのが,イソップ話にある「すっぱいぶどう」

 きつねがぶどうの木を見つけた。枝にはおいしそうなぶどうがなっている。それをとろうとジャンプするが届かない。木にのぼることもできない。いろいろやってみたが,どうしてもだめ。
 きつねはぶどうを取ることをあきらめた。そしてつぶやいた。「あのぶどうはすっぱいんだ」と。

 ぼくらはよく合理化をします。

 彼女にふられた。しばらく悲しんだあと,思います。彼女のたしかに美人ではあるが,冷たかったなあ。ふられてよかったんだよ,と。

 大学に不合格し,一年間浪人した。そして思います。浪人してよかったよ。あのときに自分も鍛えられたし,いい勉強になった。現役で合格しなくてよかった。

 ぼくはそれでいいと思います。合理化をしないとそのストレスに負けて,自分がだめになってしまう。

 もちろん,いつも合理化ばかりしていては,向上しないでしょうから,これもほどほど。がんばったがどうしようもない状況は受け入れるしかないし,そのためには合理化もうまく使う。

 さて,沖縄が学力テストで最下位だった。それを,それもまたいいんじゃない,と思った。

 半分,合理化ですね。確かに。学力が最低というのは,やはりうれしいことではありません。できれば上に行きたい。

 でも,やはり老子の教えも「あり」ではないでしょうか。

 ぼくは,本物の学力をつけて欲しいとは思う。またテストでもいい点をとってもらいたい。しかし,テストでいい点を取ることを至上命令にしたくはないです。これは,合理化でもなく本心です。
関連記事
スポンサーサイト




Comment

 秘密にする

本物の学力
先生の御言葉はどれも心に響きます。

福岡も全国平均をまた下回っていました。

その一方で、幼い頃から熱心に塾に通っている子供たちがなんと多いことでしょう。
娘のクラスメイトは夕食のお弁当を持参し、教室で寂しく食べてから塾へ通い、
休日も塾通いです。

基礎学力は必要です。学力はもちろん高い方がいいです。でも日本の教育は点数にこだわり、何かを見失ってきてしまったのかもしれません。

与えられた勉強をこなし、型にはめて問題を解いていき、答えを導き出す。
日本の受験は決められた学生である「時期」の間に、どれだけの結果を出せたのか
が、社会に出た時にその人の能力を知る為の物差しになってしまっていないでしょう
か。
それが間違っているとは言いません。長くも短い人生の中で学生でいられる時
間は日本では非常に限られていますから集中して勉強する、勉強できる能力は素晴らしいと思います。
欧米では社会人になってからも大学に行ってキャリアアップの為、自己啓発に励む人は多いようです。彼らを見ていると、人生そのものが勉強で、勉強はさせられるものではなく、自分が自分の為に楽しんでやっている、という印象を持ちます。

何がベストなのかはわかりませんが、「本物の学力」を身につけるには、今後、日本の教育はどのような方向に進めばいいのでしょう。先生はどのようにお考えなのでしょうか。よかったらお聞かせ願えないでしょうか。
lovenglish | URL | 2008/08/31/Sun 23:15[EDIT]
Track Back
TB*URL

Copyright © セルフ塾のブログ. all rights reserved.