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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「ゲームをしるとき」「ゲームをしれば」・・・ サ行変格活用が上一段活用に変わる
 今日は国文法の話を書きますが、 文法が苦手な人でも分かるように易しく書くつもりです。 できれば読んで下さい。

  まずは

次の( )の中に 適する言葉をひらがな一文字で 書いてください。とても簡単なテストです。「す」か「し」が入ります。

 お母さんと約束したので、2時間以上はゲームを( )ない。
  昨日は3時間もゲームを( )た 。
 ぼくは毎日2時間ゲームを( )る。
  面白いゲームを( )る時には、周りの音が聞こえなくなる。
  ゲームばかり( )れば、お母さんに叱られる。
 勉強になるから このゲームを( )ろ、と父に言われた。


 どうですか。「し、し、す、す、す、し」になれば正解です。

 昨日は大野晋著「日本語の文法を考える」について書きましたが、大野さんは、 これが変わってきているし、今後は全て「し」に変わるだろうと言っているのです 。

 つまり
 ぼくは毎日2時間ゲームを(し)る。
  面白いゲームを(し)る時には、・・・
  ゲームばかり(し)れば、・・・


 になる とのこと。

  これはただの思いつきの考えではありません。大野さんは 大昔からの日本語の変化を 研究してきています。だから日本語の文法がどのように変わってきたたかよく知っています。その流れから 今後はそのように変わるだろうと予測しているのです。

  そしてこの本によると

  東京の周辺の 千葉県・埼玉県・神奈川県に、今の方言的な活用として
  そうしるか  そうしればいい
  のように終止形・連体形・已然形に、シル、シル、シレの形を使う人が多く現れている


 といいます。

 僕がセルフ塾をやってる頃に、 中学生に最初のようなテストをさせたことがありますが、 間違う人が多いのです。

 「そうしれば」「そうしる時」のような答えをする人が多かったのです。

 「す」になったり「し」になったりする「する」の活用を「サ行変格活用」と言います。このように変な活用を覚えるより、すべて「し」にした方が楽ですね。

 すべて「し」の活用を上一段活用と言います。
 つまり、「サ行変格活用」が「上一段活用」に変わる、と言っているのです。

 言葉は変化します。大野さんが予言しているような方向に進むように僕にも思われます。

 間違った使い方でも、多くの人が使えば、それが正しいということになります。
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