子どもの頃 「裸の王様」の絵本をよく読みました。 皆さんはもうご存知だと思って書きます。一応インターネット辞典から
はだかのおうさま〔はだかのワウさま〕【裸の王様】
《原題、(デンマーク)Keiserens nye Klaeder》アンデルセンが1837年に発表した童話。原題は「皇帝の新衣装」の意。衣装にうつつをぬかす王が仕立屋を装った詐欺師 (さぎし) にだまされ、下着姿で町を練り歩く。
高い地位にあって周囲からの批判や反対を受け入れないために、真実が見えなくなっている人のたとえ。
辞典には「高い地位にあって」とありますが、 僕のような低い地位にある人でも裸の王様になることはあります。
例えば結婚式で 挨拶をしたとします。
挨拶が終わって周りの人に 「どうだった」と聞く人がいますね。
それに正直に答える人がどれだけいるでしょう。
僕は退屈だなぁと思って聞いていても良かったですよと答えるでしょう。 わざわざ相手を不機嫌にする必要もありません。
カーネギーの「人を動かす」にもあるようにできるだけ人のいいところを見て評価するようにします。そして相手に伝える。
悪いことは 見ないふりをします。
いいところをほめて伸ばすというのが 子どもを育てるときにもいいことだと勧められていることです。
周りはなかなか客観的に批判してくれません 。いいことしか 言わない。
だから客観的に自分の行動が良かったかどうかというのを知るのはとても難しいことです。
つい 本当に良かったのだろうと思ってしまいます。
結婚式の挨拶などでは客観的に良いかどうかというのは特に問題ではありません 。
その人が気持ちよくなればいいでしょう。だから退屈だったと思いながらも 褒めて あげていいでしょう。
僕はこれからもそうします。
ただ客観的な評価が必要な時に 周りの評価を鵜呑みにして 自分が裸の王様になっていないかどうか、 できるだけ客観的に自分を見る方法を考えておくのは必要だろうと思います。
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