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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

学び手は常に正しい
 昨日は,

島宗理著「インストラクショナルデザイン・・教師のためのルールブック」から「何かを教えても教わった方がそれを学んだとは限らない」というページを抜粋しました。

 その同じ著書から「学び手は常に正しい」という部分を紹介します。昨日の部分につながるものです。


鉄則12 学び手は常に正しい

 教えようとしていることがうまく教えられないとき、教え手は《個人攻撃の罠》に陥りがちだ。

 個人攻撃の罠とは、教え手が教えようとしていることを学び手が学んでいないときに、それを学び手や教え手の能力や適性、やる気のせいにしてしまって、改善のためのアクションをとらないことだ。

個人攻撃の罠

 児童が宿題をやってこなくて  
   → 「こいつらやる気がなさすぎだ」

同じことを繰り返し説明しても分からない生徒に
   → 「この子には適性がない」

授業中、ほとんどの生徒が寝ているか私語をしているのを見て  
   → 「私には教師の適性がない」

インストラクションを改善していくための鉄則中の鉄則として、《学び手は常に正しい》というルールを覚えておこう。

鉄則中の鉄則 学び手は常に正しい

 宿題をやってこないことが「正しい」という意味ではもちろんない。宿題をやってこない背景にはそれなりの理由がある。その理由が分かってみれば、児童はその理由にかなうて「正しく」宿題をしてこなかったことが理解できるという意味だ。宿題をやってこない児童がいるということは、宿題に関するインストラクションのどこかに改善の余地があると考えよう。

個人攻撃の罠に陥らず、宿題をやってこない理由や原因を児童のやる気や性格、能力のせいにせず、インストラクションの改善点として解明できれば、宿題をやってくる行動を増やすことができるようになる。




 このことは,ぼくが教材を作るときにいつも気にしていたことです。プログラム学習を作るときの注意点としてよく書かれていたからです。

 つまり,教材を作って生徒に与えます。しかし,与えっぱなしにしません。ほとんどの生徒がきちんと正解に達していればいいのですが,間違えている生徒が多いときは教材が悪いとするのです。そして,ほとんどの生徒が正解に達するように教材を手直しします。

 生徒ができないときは,生徒の理解力のせいにしてもしようがありません。
 教え方にまだ工夫が足りないということで,もっと工夫できないか考えることが大切だということですね。



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