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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

唯物史観(史的唯物論)を学ぶ
 mixi「授業の工夫」に次のようなトピックが立ち上がりました。

(前略)
 ゴロ合わせ、単なる暗記以外もっと科学的な、いや革新的な社会の教授法を試行錯誤しながら考えています。ただし、一人では限界がある。一人だとそれまでのドグマから抜け出せないので、みなさんの知恵を借りたいと思います。 (中略)
 考えて、おぼえて、そこから整理して、文章にできるという一連の流れがわかりやすく理解できる教授法をみなさんと一緒に考えたいのですか。どうですか。
(後略)

(以下はぼくのコメントです)
 中学生に教えるかどうかは別にして,またそれに同意するかどうかは別にして,歴史を教える方は,「唯物史観(史的唯物論)」を知っておいた方がいいのではないか,と思います。

 マルクス,エンゲルスによる歴史観です。歴史の流れが必然的な法則がある,というものです。

 物質がもとでそれから精神が出てくるというのが,唯物論です。
 それを歴史にもあてはめたものです。

 それは,経済が基礎で,その上に政治,文化があらわれるとします。もちろん,政治が経済に影響も与えます。

 昔昔,日本でいえば縄文時代までは,生産性がとても低かった。だから食べるのに精一杯です。原始共産制の時代です。みんな基本的に平等です。格差がおこることはなかった。

 稲作が始まり,弥生時代になります。
 生産性が飛躍的にあがります。余剰生産物が出てくるのです。そこで貧富の差が出てきます。これは教科書にも書かれているのではないでしょうか。
 王が現れ,余剰生産物を支配します。戦争で負けたものは奴隷となって,働かされます。
 経済が政治形態を決定しているのです。

 農業は徐々に発展し,生産性があがってきます。すると,奴隷として人民を働かせるよりも,土地にしばりつけておいた方がいいとなります。
 公地公民,荘園,そして封建制度です。

 その土地制度の中で,それにふさわしい政治形態がとられるようになります。

 江戸時代も封建時代です。農民を土地にしばりつけ,その年貢で士族階級が暮らすという形です。
 ただ,その中で工業も発展してきます。家内工業,問屋制・・・,工場制・・・・(正確な呼び方忘れてしまった) とにかく工業の発展です。

 工業がさかんになると商品経済になります。封建制度では経済の自由がないので,工業が頭打ちになってしまいます。自由な経済活動を求めるようになります。

 資本主義の芽生えです。
 そして,イギリスでは産業革命がおこり,資本主義が発達します。
 日本も開国となり,西欧の資本主義がなだれ込みます。日本は鎖国状態だったのですが,それなりの経済の発展はとげていたので,西欧の資本主義を受け入れることができました。そして,資本主義が発展します。資本主義というのは商品経済です。とにかく自由に物の売り買いを行い,その中からもうけを生み出すのです。
(なお,少々余談ですが,資本主義は自由経済といいます。それは経済の自由という意味です。もうけるのは自由にしましょう。競争は自由にしましょう。というもの。権利の自由という意味ではありません。)
 資本主義では,資本家と労働者が生まれます。一部の資本家が多くの労働者をやとってもうけるという経済です。そして,資本家階級と労働者階級の対立がおこる。

 マルクスはその後社会は社会主義,共産主義に向かうとしました。そこのところは賛否いろいろでしょう。

 以上,ぼくが昔学んだことを思いだしながら書き出してみました。細かいところは分かりませんが,大筋は間違えていないと思います。
 最初にも書きましたが,これが正しいかどうかの判断は別にして,歴史を教える方は学んでいた方がいいのではないかと思います。 
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