数日前に「メジロに喜捨」を書きました。
庭のシークヮーサーの実をつつきにくるメジロに施しをするということです。
庭にカニステルの木があり、実がだいぶついています。
それを見上げると、少し色が付いてきました。 去年は野鳥にだいぶ食べられてしまいました。
妻の話によると、
近くの友人のカニステルの実は網でおおわれているといいます。今年は真似てみようと思っていました。
しばらくカニステルを見上げていると、半分かけているのを見つけました。 野鳥に突かれたのですね。
色がつき始めたばかりなので、まだ大丈夫だと思っていたのですが。
写真に撮り、それを見せながら妻に話すと、
「今すぐ網を買って来て!」と言われました。
それで僕は急いで近くの農協に行って、芋を入れる網の袋を買ってきました。
それをひとつひとつカニステルの実に被せました。 15個ほど実がなっています。 別の一個も野鳥にやられていました。それはそのままにし、野鳥に喜捨です。
去年はだいぶやられましたが、今年喜捨するのはそれだけ。
その他は喜捨しないつもりです。
吉田兼好の徒然草11段には次のような話があります。
山に入ったらとても風情のある家があった。 これは素敵な人が住んでいるのだろうな、と感心して見ていた。
庭に大きなみかんの木があり、実がたくさんついているが、それをかこっていた。それには興ざめしてしまった。
「この木なからましかばと覚えしか(こんな木はなければいいのにと思った)」
で結んでいます。
僕も兼好法師に呆れられるのだろうね。
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