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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

それぞれの子にあった教育を

 昨日の琉球新報朝刊,声の蘭で採用された投稿です。


 なによりも”かわっていた”のは、この学校の、授業のやりかただった。(中略)
なにしろ、一時間目が始まるときに、その日、一日やる時間割の、全部の科目の問題を、女の先生が、黒板にいっぱいに書いちゃって、
「さあ、とれでも好きなのから、始めてください」
といったんだ。(中略)

 だから、作文の好きな子が、作文を書いていると、うしろでは、物理の好きな子が、アルコール・ランプに火をつけて、フラスコをフクフクやったり、なにかを爆発させてる、(中略)

 従って、自習の形式が多く、いよいよ、わからなくなってくると、先生のところに聞きに行くか、自分の席に先生に来ていただいて、納得のいくまで、教えてもらう。

 黒柳徹子著「窓ぎわのトットちゃん」のトモエ学園の授業の様子です。

 このような授業なら,ぼくも楽しく勉強したでしょうね。

 黒板の前の先生をみんないっせいにみつめ,話を聞く。そのような授業を受けるよりは,それぞれが自分のペースで学習に取り組む方がずっとおもろいに決まっています。

 分からないところは,一対一できちんと理解するまで教えてもらえるというのもいいですね。一対多数だと,もうこんなの十分理解できたよ,というところも先生は説明を加えるし,ここはもっと説明して欲しいな,と思うところで,先生はさっと説明を終わることがあります。一対一だと,ちょっと待って,これはこういうことですか,と質問し,教えてもらえます。

 そして,先生は子どもの個性や能力をみつめながら,それぞれに課題を与えていきます。かけ算でつまずいているのなら,かけ算の練習をさせます。また,算数が得意な子には,難しい応用問題に挑戦させることもできます。

 このような授業だと,先生の説明が分からず,ぼけっとすることもなくなるでしょう。

 ただ,このような授業をするには少人数の学級にすることが必要です。先生が子ども一人ひとりをよく見て,その子にあった課題を与えることが求められるからです。そして,いっせいに同じ説明をするのではなく,その子に応じた教え方をしなければなりません。勝手に生徒が自習しているようであって,かえって手のかかる教育ではあります。でも,本当の教育にはお金も人手もかかるものです。

 それでも,これまでの子どもたちをひとまとめにする教育から,それぞれの子にあった教育に大きく転換することを考えてもいいのではないでしょうか。
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