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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

文系と理系の間の深い溝


 きょうも 長谷川 真理子著「科学の目、科学のこころ」からの引用から始めます。

 最近、人文・社会系の語学間を専門とする人たちとの間に、越えられないとまではいわないが、非常に深い溝があることをつくづく思い知らされている。文系と理系というと、まるで受験の窓口のような感じがして好きではないのだが、俗にいうこの二つのタイプの学問群の間には、考えの構築、仮説というもののもつ意味、事実に対する評価、実証の仕方、議論の方法などに始まって、論文の書き方、引用の仕方、他人の業績の評価に至るまでのさまざまな点に大きな違いがあり、要するに、学問のあり方全体が違う。



一元化するのは科学の癖

 にも書きましたが,mixiの「授業の工夫」で

>>>なんにつけ一元化しようとするのはYojiさんの癖かなと思います

 と批判されたことがあります。

 現在完了について書いたときのことです。

 ぼくは,現在完了を「たのしい英文法」にあった説明が一番よかったので,それで説明しています。

現在完了の成り立ち


 ぼくの考えは,できるだけこれまで学んできたことと関連づけて新しいことを学んでいく,というものです。

 そして,何かを学ぶときは,次につなげていけるようにするということです。

 多義語がありますね。それはできるだけコア(語義)を覚える。そして,それと関連づけて派生した意味を学んでいくというものです。

 いろいろでてきたら,それぞれにばらばらに覚えるようなことはしないように努めます。

 どうも英語がもともと得意な人は,ばらばらのものをそのまま覚えるのが得意なように感じます。だから,これまでのことと関連づけて学んでいくということはかえって面倒なのでしょう。

 どうもここに文系の人と理系の人の思考法がちがうのではないかと思えてなりません。

 ぼくは完全に理系の人間です。長谷川 真理子さんは理系も文系も得意だったようですが,ぼくは数学や理科はとても自信を持っていましたが,英語,国語などはまったくだめでした。
 先日,生徒に「Yojiさんは子どものとき勉強好きだった?」と問われて記憶をたどって「算数の文章問題のようなのを解くのは好きだったよ」と答えました。

 本当にそうでした。

 現在完了について,たのしい英文法に書かれていることはとても納得のいくものでした。
 have は「持っている」,過去分詞は「~られる」という受動の意味を持つ。
 だから,現在完了は「~された状態を持っている」となる。

 例えば,I have done my homework.  は「私は宿題がなされて状態を持っている」だから「宿題はやってしまった」のようになる。

 こういう説明の方が頭に入るのです。
 それが英語の得意な人は,こんなめんどうなことを考えるより,
 have 過去分詞 が出たら,現在完了で,完了,結果,経験,継続の意味のどれかになる,と覚えた方がいいのだ,となるようです。

 これはどれがいいという問題ではないのでしょうが,長谷川さんが書かれているように「非常に深い溝がある」ように感じます。
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理由思考
アナログ思考とデジタル思考でしょうか。そういった違いはたしかにありますよね。
理屈がすきな性格と結論がすきな性格みたいなものだと感じております。
ヒカリ | URL | 2008/11/10/Mon 13:36[EDIT]
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